【注目】ツクモ(G-GEAR)のおすすめゲーミングPCはこちら!予算別・用途別に詳しく比較

近年、ゲーミングPCは人気が高まっており、多くの人が購入しています。しかし、種類が豊富でどれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ツクモが販売するゲーミングPCブランド「G-GEAR」のおすすめモデルを紹介したいと思います。

G-GEARについて

G-GEARは、ツクモが運営するゲーミングPCブランドです。長年の実績とノウハウを生かした高性能なゲーミングPCを数多く販売しており、多くのゲーマーから支持されています。

G-GEARのゲーミングPCは、すべて国内で組み立てられており、厳しい品質管理のもとで製造されています。また、ツクモ独自のサポート体制が充実しており、購入後も安心して利用することができます。

G-GEARのおすすめモデル

G-GEARには、様々なニーズに合わせた豊富なモデルが用意されています。ここでは、その中でも特におすすめのモデルをいくつか紹介します。

1. G-GEAR Aim GB5J-H241/BRGB

  • 価格:129,800円(税込)
  • CPU:インテル® Core™ i5 12400F
  • グラフィックボード:NVIDIA® GeForce RTX™ 3060
  • メモリ:16GB (8GBx2枚) DDR4-3200
  • ストレージ:500GB NVMe SSD + 2TB HDD

このモデルは、10万円台で購入できる高コスパなゲーミングPCです。フルHD解像度であれば、ほとんどのゲームを快適にプレイすることができます。

2. G-GEAR GA5A-D221/B Ryzen5 5600X × RTX3060Ti

  • 価格:179,800円(税込)
  • CPU:AMD Ryzen™ 5 5600X
  • グラフィックボード:NVIDIA® GeForce RTX™ 3060 Ti
  • メモリ:16GB (8GBx2枚) DDR4-3200
  • ストレージ:1TB NVMe SSD

このモデルは、高性能なCPUとグラフィックボードを搭載したゲーミングPCです。WQHD解像度や144Hzのリフレッシュレートに対応したゲームも快適にプレイすることができます。

3. G-GEAR Aim GB7J-K231/BRGB Core i5-13600KF × RTX3070Ti

  • 価格:239,800円(税込)
  • CPU:インテル® Core™ i5 13600KF
  • グラフィックボード:NVIDIA® GeForce RTX™ 3070 Ti
  • メモリ:16GB (8GBx2枚) DDR4-3200
  • ストレージ:1TB NVMe SSD

このモデルは、最新CPUとグラフィックボードを搭載したハイエンドなゲーミングPCです。4K解像度や高リフレッシュレートに対応したゲームも快適にプレイすることができます。

G-GEARを選ぶメリット

G-GEARのゲーミングPCを選ぶメリットは、以下の通りです。

  • 豊富なモデル G-GEARには、様々なニーズに合わせた豊富なモデルが用意されています。予算やプレイするゲームに合わせて、最適なモデルを選ぶことができます。

  • 高品質なパーツ G-GEARのゲーミングPCには、厳選された高品質なパーツが使用されています。そのため、長期間安心して利用することができます。

  • 充実したサポート G-GEARには、ツクモ独自のサポート体制が充実しています。購入後も安心して利用することができます。

 

まとめ

G-GEARは、高性能で高品質なゲーミングPCを販売する、信頼できるブランドです。豊富なモデルと充実したサポート体制により、多くのゲーマーから支持されています。

ゲーミングPCの購入を検討している方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみて下さい。

 

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【2024】ツクモ(G-GEAR)のおすすめゲーミングPCを紹介!おすすめモデルと選び方のポイントを徹底解説

ツクモは、豊富なゲーミングPCラインナップとBTOカスタマイズサービスで人気のあるショップです。ここでは、2024年時点のおすすめゲーミングPCを、3つのカテゴリーに分けて紹介します。

1. コスパ重視:

  • G-GEAR Aim GB5J-H241/BRGB:

    • 価格:約10万円
    • CPU:AMD Ryzen 5 5600X
    • GPUNVIDIA GeForce RTX 3060
    • メモリ:16GB (8GBx2枚) DDR4-3200
    • ストレージ:1TB SSD (M.2規格 / NVMe接続)
    • 特徴:コストパフォーマンスに優れた1台。Full HDゲーミングなら十分な性能を発揮。
  • G-GEAR FA5J-H243/ZB:

    • 価格:約13万円
    • CPU:AMD Ryzen 7 5800X
    • GPUNVIDIA GeForce RTX 3070
    • メモリ:16GB (8GBx2枚) DDR4-3200
    • ストレージ:1TB SSD (M.2規格 / NVMe接続) + 2TB HDD
    • 特徴:Ryzen 7 5800XとRTX 3070搭載で、1440pゲーミングも快適にプレイ可能。

2. 最新スペック重視:

  • G-GEAR GA9J-G223/ZB:

    • 価格:約20万円
    • CPU:Core i9-13900KF
    • GPUNVIDIA GeForce RTX 3080
    • メモリ:16GB (8GBx2枚) DDR4-3200
    • ストレージ:1TB SSD (M.2規格 / NVMe接続)
    • 特徴:最新CPUとGPUを搭載し、4Kゲーミングや高負荷な作業にも対応。
  • G-GEAR GA7J-E221/B:

    • 価格:約25万円
    • CPU:Core i7-12700F
    • GPUNVIDIA GeForce RTX 3070 Ti
    • メモリ:32GB (16GBx2枚) DDR4-3200
    • ストレージ:1TB SSD (M.2規格 / NVMe接続) + 2TB HDD
    • 特徴:高性能CPUとGPUに加え、大容量メモリとストレージを搭載。

3. 持ち運び重視:

  • G-GEAR Aura G5J-H242/CB:

    • 価格:約14万円
    • CPU:AMD Ryzen 5 5600X
    • GPUNVIDIA GeForce RTX 3060
    • メモリ:16GB (8GBx2枚) DDR4-3200
    • ストレージ:512GB SSD (M.2規格 / NVMe接続)
    • 特徴:15.6インチ液晶搭載のゲーミングノート。持ち運びに便利で、外出先でもゲームを楽しめる。
  • G-GEAR Aura G7J-H244/TB:

    • 価格:約18万円
    • CPU:AMD Ryzen 7 5800X
    • GPUNVIDIA GeForce RTX 3070
    • メモリ:16GB (8GBx2枚) DDR4-3200
    • ストレージ:1TB SSD (M.2規格 / NVMe接続)
    • 特徴:高性能CPUとGPUを搭載したゲーミングノート。17.3インチ液晶で、迫力のあるゲームプレイが可能。

その他、ツクモのおすすめポイント

  • 豊富なゲーミングPCラインナップ:

    • 予算や用途に合ったゲーミングPCを幅広く取り揃えています。
    • 最新モデルからセール品まで、様々な選択肢から選ぶことができます。
  • BTOカスタマイズサービス:

    • CPU、GPU、メモリ、ストレージなどのパーツを自由に選択して、自分だけのゲーミングPCをカスタマイズできます。
    • パーツ選びに迷った場合は、ツクモのスタッフが丁寧に相談に乗ってくれます。
  • 安心のサポート:

    • 購入後も、ツクモのサポートが充実しています。
    • 万が一トラブルが発生しても、迅速かつ丁寧に対応してくれます。

 

ツクモでゲーミングPCを購入する際の注意点

  • 予算:

    ゲーミングPCは、価格差が大きい商品です。予算を決めてから、自分に合ったゲーミングPCを探しましょう。

  • 用途:

    どのようなゲームをプレイしたいのか、どのような作業をしたいのかによって、必要なスペックが変わってきます。用途に合ったゲーミングPCを選びましょう。

  • パーツ選び:

    BTOカスタマイズを利用する場合は、パーツ選びが重要になります。わからないことがあれば、ツクモのスタッフに相談しましょう。

 

まとめ

ツクモは、コスパ重視、最新スペック重視、持ち運び重視など、様々なニーズに合ったゲーミングPCを豊富にラインナップしています。BTOカスタマイズサービスや充実したサポートも魅力です。

より詳しい情報は、ぜひ公式サイトをチェックしてみて下さい。

 

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【BTOおすすめ】ツクモでゲーミングPCを買う6つのメリットを詳しく解説。豊富なラインナップとカスタマイズ性

ツクモは、長年の実績と豊富な知識を持つ老舗パソコンショップであり、ゲーミングPCの購入にも最適な場所として知られています。ここでは、ツクモでゲーミングPCを購入するメリットを、6つのポイントに分けて詳しく解説します。

1. 豊富なラインナップとカスタマイズ性

ツクモは、初心者向けからハイエンドモデルまで、幅広いゲーミングPCをラインナップしています。さらに、CPU、GPU、メモリ、ストレージなど、各パーツを自由にカスタマイズできるBTOパソコンも多数用意されており、予算やニーズに合わせて最適な1台を選ぶことができます。

2. 高品質なパーツと安心の組み立て

ツクモは、ゲーミングPCに高品質なパーツを採用しており、長時間のゲームプレイでも安定した動作を実現します。また、熟練のスタッフによる丁寧な組み立てと厳しい品質検査により、初期不良のリスクを低減しています。

3. 充実したサポート

ツクモは、購入後のサポートも充実しています。電話、メール、店頭でのサポートを受けられるほか、オプションで長期保証や出張修理サービスも加入できます。また、初心者向けのサポートページや動画も充実しており、困ったことがあっても安心です。

4. 豊富なキャンペーンと特典

ツクモでは、ゲーミングPCの購入者を対象とした様々なキャンペーンや特典が用意されています。例えば、期間限定の割引セールや、周辺機器のプレゼントキャンペーンなどが定期的に開催されています。

5. 全国11店舗の実店舗

ツクモは、全国11店舗の実店舗を構えています。実際にゲーミングPCを見たり、スタッフに相談したりすることができるので、安心して購入することができます。また、遠隔地の方でも、オンラインショップで購入可能です。

6. 長年の実績と信頼

ツクモは、1947年創業の老舗パソコンショップであり、長年にわたって多くのゲーマーに愛されてきました。豊富な知識と経験を持つスタッフが、お客様一人ひとりに最適なゲーミングPCを提案します。

ツクモでゲーミングPCを買うべき人

  • 自分に合ったゲーミングPCを見つけたい人
  • 高品質なパーツで組み立てられたゲーミングPCが欲しい人
  • 充実したサポートを受けたい人
  • お得なキャンペーンや特典を利用したい人
  • 実際にゲーミングPCを見たり、スタッフに相談したりしたい人

まとめ

ツクモは、豊富なラインナップ、高品質なパーツ、充実したサポート、お得なキャンペーン、全国11店舗の実店舗、長年の実績と信頼など、ゲーミングPC購入において多くのメリットを持つショップです。自分に合ったゲーミングPCを見つけたい方は、ぜひツクモを検討してみてはいかがでしょうか。

 

より詳しい情報は、ぜひ公式サイトをチェックしてみて下さい。

 

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六人の嘘つきな大学生。今回面接の中で6人それぞれの裏の顔、クレーターを封筒を使って暴露されながら面接が進む。 でも結局それが全てではなく

完全なハッピーエンドとは言い難いと思うから、最後はやっぱりどこかもやっとした感は否めないけど先が気になる展開でどんどん読み進めてしまった。最終的には犯人はなんかあ、だよねって思える人九賀くんだったな〜。九賀くんの気持ちは分からんこともないけども。前半の主観は羽多野くんで後半の主観は嶌さん。同じストーリーを辿るのに、主観が変わるのはなんか新鮮な感じ。あとあの飲み会での感じは優しさだったと知れたのは心がほっこりしたし、やっぱりみんながスピラから内定をもらえる世界線がほしかったな〜〜と思ったよ!!(笑)就活のイヤミス…かと思いきや!あちこちのヒントを拾い集めても辿り着かなかった。いやフェアって、この世にフェアなんてありまへんで。とにかくうれしい裏切りの連続、明日も頑張ろう!6人の最終選考に残った就活生のお話です。1か月後までに課題であるディスカッションをして仲を深めていくのですが、本番当日に告発文がありました。 この作品深いなと思いました。面接での一面は自分が良いと思ってもらう為の一部でしかありません。告発文を晒された面は醜い一部でしかないのです。もう少し角度を変えたら実は‥って事があるのかも知れませんね。誰しも人間関係で苦手な方いると思いますが、それはあくまでも一面であって良い所もあるかもしれません。もう少し判断材料増やし、吟味することが大事だと思わせてくれる作品でした。軽薄で自己中心的な大学生達の就活ストーリーかと思いきや、それぞれが個性的でしっかりと芯を持った行動だったことが次第に明らかになっていく展開。面接官が学生達を採用する難しさもよく描かれた、良き作品だと感じました。結局社会に出てしまうと、大抵の人はそんなに大したことができるわけでもなくて、結局社会の歯車でしかいられない。だけれど就活生は夢を見るし努力もするし、集団面接では謀略をかましたりする。採用する側はろくに頭を回してないし回す暇もないのに。 個人的にはヒロインと主人公の妹のパートが好きでした。結局人って死んでからどう語られるかが最終的なステータスなんだよね。2度読みました。 最初、学生たちの就活の様子がたいへん面白かったのですが、ある「事件」が起きるとあれほど生き生きとしていた学生たちが急に書き割りような「演技」を始めてしまいちょっと萎えました。しかしそのまま物語のいく末を最後まで見届けようと読み進めていくと、次第に本作に込められた作者の深い思いに気付かされてハッとしました。 人に対する単なる性善説とは違う、祈りにも似た思い──世の中の理不尽さにぶつかった最初が、就活だったという人は一定数いると思う。その後の社会人生活において、理不尽さにぶつかるときや、昇進などで「運」の要素に左右されることは多々あるわけで、そのうち慣れたり、諦めたりしていくにしても、その切実さにおいて、やはり就活というのは独特なものがあり、その辺の機微がうまく使われていた。最後に、みんないい人だったという種明かしは蛇足のような気もするけど、全体に面白かった。「就活」、コワイ!「日本国民全員で作り上げた、全員が被害者で、全員が加害者になる馬鹿げた儀式です。」の言葉に、さらにコワサを感じた。「誰もが胸に『封筒』をかくしている。」、同感。であると同時に「おそらく完全にいい人も、完全に悪い人もこの世にはいない。」ということも「真実」だよなぁ。今の高校生、大学生の未来が明るいものであってほしいと切に願う。 最後の、結局出されることの無かった波多野くんの告発にはやられました。 大好きな小説です。図書館本。 就活中のお話だからまあ期待はしてなかったんだけど、この本は1番面白かった!笑 「羽多野は犯人じゃないだろう〜」と思っていたらやっぱ違った、犯人にはめられてこのまま終わるのえ、まじかと思ったけど最後は終わり方よかったです 就活中だからこそ差さる部分たくさんあった。自分をよく見せるために嘘ついているのは就活あるあるですよね そんな中で九賀?はあの事件を起こした。途中までは正論かましてる感じして納得のするところもあった、、 やったことはよくないし、頭いいのなら別のとこに使え!と思っていました笑笑「就活」と「嘘」は並べて話題にされることも多く、それが受け入れられてしまっている状況。類を見ない大企業の最終選考に優秀な6人が残り、仲間としてライバルとして内定を望む。本当にいい人は就活で見破ることは不可能、これが本質だと突きつけられるよう。嘘が嘘で固められ、見える部分とそうでない部分、物事の本質を捉えるのが難しいように、その人の本当の人柄を見つめるのは難しい。ただ、人のためを思って誇張せず動ける人はいい人だと思う。私はこの本を読んで幸せな気持ちになれた。感想の趣旨としてはズレるが、6人とも好きだったな。先ずは「九賀くんのご両親、彼に一度でいいからウェルチを買ってさし上げて!!」って思った。仲良いままでいられたはずなのに…悲しいことよ。 ミステリ的には、犯人の二転三転が大変面白かった。まんまと誘導された。あらゆる伏線が綺麗に回収されていくので再読が楽しい。 そして再読して気づいたことだけど、嶌さんの好きな人って九賀くんってことだよね…。びっくり。波多野くんも、徹頭徹尾いい人なのかと思ったら、最後の腹黒大魔王でウワーッてなるし…いい意味で裏切られまくる良いお話でした!!ある企業の最終選考に残った6人の学生と、その企業の採用担当者をも混乱の渦に巻き込んだ封筒事件。誰がなんのために仕組んだのか、解き明かされていく中で見えてくる就活生のやるせない思い、採用側の本音、入社後にわかる企業の姿など、最後まで楽しめた。前半は“就活”という尋常じゃない世界で繰り広げられる頭脳戦。そこで起きる“事件”の謎が後半少しずつ明かされる。タイトルで「全員が嘘つきだ」と提示しておいて、実は…というエンディング。できすぎだと思ったけど、悪くない。はじめてオーディブルで読了。就活って本当に自分を見失うし、今だったらもうちょっと評価する側の気持ちがわかるからまっとうなこと言えたかも。準備した上で、その人と働きたいかは、結局面接官の感覚で決まる。でも優秀な人か全然会話にならない人かは、ある程度わかるよね。たとえその人の全貌はみえないとしても。この6人はみんな優秀だったしいい人だったというハッピーエンド。いい話だけどそこがちょっと出来すぎているなと思った。私も諦めず、ラベルをはらず、人と接しよう。アリバイの証明。そこがキーな気がした。久賀が、羽多野が暇とわかってたけど、他のやつは用事があったようだし、まぁ大丈夫だろうと、判断したのだろうけど、大胆な印象。 登場人物の人格に関して、悪くない印象で終わったのは好印象。 ゲーム感覚で就活用人格を作ってしまうというか、そういうところは経験ある人多いだろうし、久賀の気持ちがよくわかった。 総じて楽しかったです。一気に読んでしまった。 面接の題材が変更になる前と後で関係が崩れていく様は、とても悲しかった。 月の裏側にはクレーターがあり、私達が見ることができる表側よりも不細工。 今回面接の中で6人それぞれの裏の顔、クレーターを封筒を使って暴露されながら面接が進む。 でも結局それが全てではなく、全体の一部分であること。 確かに誰も選ばれても正解なのかもしれない。 読みながら自分自身も騙されてしまってとても面白かった。人気のスピラリンクスの就活、最終のグループディスカッションにて。何者かが持ち込んだ各人のスキャンダルによって内定者1人を選ぶディスカッションは思わぬ展開に。”月の裏側が見えていなかった”のはこちらです。完全に騙される。朝井リョウさんの「何者」は就活が怖くなったけど、これはあほらしいものに見えてくる。九賀君のせいで。結局のところ6人ともいい人だったということだから、ある程度就活も意味あるってことだけど。

後宮の烏7。嬢や衛青との別れ亘と慈恵とやり取りはウルっときたな。最後沙那賣家の皆が幸せそうに語らうシーンも良かった。

シリーズ最終巻。烏の半身を求めて海底火山の噴火する島に向かう寿雪たち。鼇の神との対決。迎える大団円。いやあ改めて寿雪は色んな人に愛されているのだなあと思った。周りのみんなの手助けが彼女をついに烏の呪縛から解き放したのだ。もちろんそれは彼女がこれまでやって来たことの御陰でありご褒美とも言えるだろう。彼女のそして高峻の望みは叶ったのだ。それでもこの結末には一抹の寂しさを感じてしまう。それは多分、自分が寿雪側ではなく高俊側で見ていたからだろう。残される者はいつも寂しいものだ。ステキな物語をありがとうございました終わってしまった…皆幸せそうな最後で良かった!!人がそんなに死なないので楽しく読めた!出てくるお菓子がとにかく美味しそうだった!寿雪が海商してる時の外伝出てほしい!シリーズ完結巻。海をバックに舞い上がる烏の羽と共に、凛とした横顔の白銀の髪の寿雪が描かれた表紙にグッとくる。神々の戦い、烏妃の解放、高峻と寿雪の別れ…色々あっさり終わってしまって寂しいけれど。色んな問題も収まるところに収まった。寿雪のこれからの幸せを願う人達は沢山いるし、きっと自由な海商生活を送れる事と思う。自分は自由になれないけれど、約束を違えず寿雪を解放した高峻…2人の友情が晩年まで変わらない結末も良かった。寿雪の海商生活の話とか読んでみたい…寿雪、九九、温螢、淡海のやり取りが好きなので。シリーズ7冊目、完結編。神々の戦いが終わり烏妃が解放されて寿雪も自由の身になった。色々大団円で良かったです。 後年帝位を退いた高峻と寿雪であろう老女がいつも碁を打っていたという一文でファンタジーはこうあってほしいという気持ちが満たされた。寿雪の戦闘シーンがあるのかと思ったが、肩すかし。サナメ一族がメインだったのか??とはいえ、ハッピーエンド。高峻と寿雪が皇帝と妃の関係ではなく、友人としての関係を選んだのにホッとする。寿雪には、皇帝の寵を競う世界にはいてほしくなかったので。脇役たちの活躍をもっと読みたいので、外伝を期待。幽宮と楽宮の神の境界の島、界島へ向かった寿雪。烏漣娘娘の半身をもつ白雷と対面し、鼇の神との最終決着。自由の身となった寿雪、漸く解放されて良かったと思う反面、後宮を去ることになって寂しさも残った。けどその後の寿雪と高俊らが友として交流にていたことに嬉しくなった。別れは切ない……と思ったが、文で碁を打ち、余生には対面で、というのも、二人らしいと言えばらしいのかもしれない。晨兄さんにも、心のよりどころが見つかって、ホッとした。寿雪の海商編、番外編で出してほしい。最終巻なのに沙那賣家の話がメインで驚いた。辰も亘も亮もそれぞれの形で報われる結末を迎えられて安心した。特に亘と羊舌の話がすごくよかった。血のつながりによらない縁を結ぶ亘が血のつながりに捕らわれていた辰との対比になってるのがまた…烏妃の役目から解放されて自由になった寿雪のその後が多く語られなかったのも想像の余地があっていい。烏妃じゃなくなっても九九たちがそばにいてくれてることが嬉しい。あと衛青と手巾の交換をするところが大好き。お互いを身内として受け入れていることがわかるとてもいいシーンだった。神々の戦争からよく分からなくなり、物語の終結に向けて主人公のはずの寿雪は傍観者。なにはともあれ、丸く収まったようで何より。これ、初期の頃の寿雪の心理描写や寿雪を取り巻く頃の話が面白かったな。兄との話は読者サービスかな。むしろ、サナメ親子、兄弟の話がメインとなる。サナメ兄弟、妹、皇太子一族が仲良くて平和なのが何よりです。奥様は妬婦と言われて喜ぶ三男がかわいい。娘ちゃんが買ってきたのを先に読ませてもらいました。 最終巻と知らずに読んでたので、残り数ページになって、あ、もしかして終わるん?ってびっくりしつつ、 しゅっとした終わり方で、よかった。 スピンオフ海商篇あるかなぁ。前巻から離れていて忘れていた名前が、話の進むうちに思い出す。上手く収まった感もなくもないが、これはこれで。神の半身でも、生身の人間が受け止めるにはキツいと思う。寿雪が半身を受け取り、烏妃を解放出来たことは喜ばしいが、主が離れた形で物語るのは寂しく感じた。アニメ化は何処までか。予習してから読むべきだった。なかなか話に入り込めなかった。何百、何千年の烏妃の役目が終わるときにしてはあっさりし過ぎてる。それぞれ前向きな道を進むようだが望んでいたものとは違っていた。冷たいようだが、壮大な物語にするには深い哀しみや絶望がもっと必要かもしれない。それでも二人が向き合って囲碁を打てる未来ならいい結末なのか。これはハッピーエンドということだろうか。寿雪と高峻との関係はこれで良かったのか これが最良なんだろうか。最初にこの結末を予想できなかった。もう一度機会があれば はじめからじっくり読み返せばこの物語が深く味わえることだろう。サナメ一族の話でもあったのか。高峻と銀髪とも白髪ともつかぬ豊かな髪の老女の二人が碁を打つ 穏やかな風景が浮かぶ。驚くほどにきれいに終わった。これ以上ないくらいのハッピーエンド、ちょっと心の動きに追いつけないキャラもいたが。これはサナメの物語だったのかw? 航海の護符のくだりがエモい。終わったいまでは自分がこの物語にどういう結末を望んでいたのかわからなくなっているが、少なくとも作者はしっかりみんなを幸せにしてくれたので高評価としたい。終わってしまった。 烏妃をきちんと終わらせて、次に進めた寿雪たち。 チーム寿雪のその後の海での冒険譚を想像するとワクワクする。是非、番外編を。 温螢と淡海が寿雪の両脇に控えている画が浮かぶ。海賊やら悪徳商人やらを蹴散らしてほしい。 高峻から内密に各地の調査とか頼まれて奔走してほしい。面白かった。みんながいるべきところに落ち着いていい読後感の終わり方だった。サナメ家の兄妹がみんな幸せになったのがよかったわー。特に亘と慈恵の親子。お互いがお互いの救いになった様子がよくわかる。寿雪と高峻はこれしかなかったよね。この2人が結ばれるってことは、寿雪が今度は後宮に縛られるってことになってしまうから。本当は高峻も海を渡って外にに行ってみたかったんだろうね。他の国の様子とかも気になるから、海商になった寿雪の後日談が読みたいな。とうとう終わってしまった。皆がそれぞれ幸せな終わりで良かったなと思う。之季が己の欲望に駆られず、小明を解き放つことができて良かった。寿雪と高峻はこの終わりで良かった気がする。寿雪は烏妃であったが、本当の妃になるのは違うなと思ってたし、海商はとてもしっくりきた。そして温螢、淡海、九九が寿雪と共に居てくれて嬉しかった。花嬢や衛青との別れ、亘と慈恵とやり取りはウルっときたな。最後沙那賣家の皆が幸せそうに語らうシーンも良かった。本編は終わってしまったけど、また番外編があるようなので楽しみに待ちたい。朝陽の最期が意外にあっさりしていたな、晨の出生の禁忌話に比べて。寿雪と衛青、兄上と呼ぼうか、兄さまのほうがよいか、とたんに顔しかめたので笑った。いい下りです。他の呼びかたではしっくりこない、他の呼びかたを使ってから申せ、笑える。祀典使の職に就く者はもうすでに存在している、アユラかな。薄目の本だったが美しい言葉・難しい漢字・意外に多いひらがなと優しい読後感(特に沙那賣兄弟の祝いの酒の場面)で満足だった。白雷の行動にも驚いたけど、最後も意外で静かに終わった。高峻がぜんぜん出てこなくて、ようやく登場したかと思ったら別れ、、。烏妃よりサナメ兄弟がメインだった気がする。救われた亘のように長男もと思っていたら、最後に精神的に救われてよかった。後宮の話なのに全ての人が優しい。造語が馴染めずなかなか理解できなかったり覚えられなかったけど、寿雪には後宮の中で自由に生きてほしかったなぁ。

女のいない男たち。 誰かを失うと深く傷つくが強がって傷ついていないふりをしてしまうこともある。しかし然るべき時に傷ついておけば免疫がつく

映画『ドライブ・マイ・カー』を観て、原作を読んでみたくなり、読みました。原作は映画とはだいぶ設定が異なり、よくこの量であの物語を作れたなと関心してしまうぐらい、原作と映画には開きがあります。ドライブ・マイ・カー以外の話もどれも、女が去ってしまった男達のダメダメっぷりが、これでもかと詰め込まれています。私は村上春樹が好きなので、大丈夫なのですが、村上春樹独特のくどさ(バターにバターソースかけて食べるような)や生々しい性描写(独特な性癖)が苦手な方は読むのを止めておいた方がいいでしょう。「シェエラザード」が特に面白かった。村上春樹にしては分かりやすい話の進み方だったし、内容も読み進めるごとに引き込まれた。「木野」は個人的に面白かったが、長編で読みたい話だった。村上春樹の長編小説を短編にまとめてダイジェストで読んでいるような感覚で、もったいない気持ちになった。ドライブ・マイ・カー」→高槻を値踏みする、家福の非情さが素敵。 「イエスタデイ」→いつ読んでも可笑しくて切ない。 「独立器官」→命取りな恋。江國香織の「桃子」を思い出した。実話っぽく書かれていて 、『東京奇譚集』に入っていても違和感なさそう。 「シェエラザード」→羽原の置かれてる状況は明かされないまま終わるのが不思議な感じ。 「木野」→長編をぎゅっと短くしたみたいな短編だと思った。続きがあるんじゃないかと勘ぐってしまう。木野。村上春樹っぽくて好き。 p122当時は僕のまわりで次々にいろんなことが起こったし、それに追いついていくのがやっとで立ち止まってそこで起こったものごとをいちいちノートに書き留めておくような余裕はとてもなかった。(イエスタデイ)p178しかし僕らの人生を高みに押し上げ、谷底に突き落とし、心を戸惑わせ、美しい幻を見せ、時には死にまで追い込んでいくような器官の介入がなければ、僕らの人生はきっとずいぶん素っ気ないものになることだろう。(独立器官) 「女のいない男たち」→シュール。ドライブ・マイ・カーを観て。「ドライブ・マイ・カー」は近所の地名が出てきてテンション上がった。家福の、観客のいない演技、を西島さんはちゃんとやってたよね。「頭で考えても仕方ありません。こちらでやりくりして、呑み込んで、ただやっていくしかないんです」「そして僕らはみんな演技をする」 「独立器官」もし実話だったら嫌だな…恋煩いで死んじゃったお医者の話。「シェラザード」ドライブ・マイ・カーの一部はこっから来てる。ベッドで語られるお話。 しかし久しぶりに村上春樹読んだけどやっぱり面白いな!前書きで言っているように一つのテーマについて書かれた短編集なので、ヒントが多い分、村上春樹にしてはわかりやすい?いやわかんないけどわかるような、明言出来ないけど感覚的に理解はできるような…。六つの短編で構成されたこの本。独立しているが、初めの解説にある通り、一貫性を持った作品だった。 そしていつも思うのは、それぞれの物語に出てくる人々の姓が、珍しいという事。映画『ドライブ・マイ・カー』が面白かったので読んでみた。 「僕は彼女の中にある何か大事なものを見落としていたのかもしれない」それを致命的な盲点と語る家福に、高槻は「本当に他人を見たいと望むなら自分自身を深くますっすぐ見つめるしかない」と言った。 何かの役を、自分を演じることでしか接することができない。そうやって心の内を見せない男が、他人の心の内を探ろうとしている。 彼女の心の見えない部分を覗き込むのに必死で、自分の中の問題に気づけないのが、彼の盲点だったのではないだろうか?『木野』 傷つくことからいくら逃げ続けても、自分の心からは逃れられない。 深夜に響くノックの音が激しく心を揺さぶる。 痛みを感じることは苦しいが、その痛みこそ存在の証明なのだ。 心を手放さないために、寸前で踏みとどまる。 やがてノックの音は脈打つ心臓の鼓動になり、窓を叩く雨音と重なる。 『木野の内奥にある暗い小さな一室で誰かの暖かい手が彼の手に向けて伸ばされ、重ねられようとしていた』 木野は暗く静かな部屋の中で涙を流す。 妻との別れの時に重ねられた手の最後の温もりを、ようやく感じとれたのだろうか?実ははじめての村上春樹作品でした。 アカデミー賞を受賞した作品だったので、気になって読んでみました。しかし、ドライブマイカーは、私にはイマイチピンと来なくて、ちょっと残念でした。 木野の内容が、気になる感じでした。 作品によっては、ぐるぐる回っていて、なかなか進んでいないような気にもなり、初心者には、まったく難しいとも思いました。アカデミー賞を受賞され、映画を見て、何とも言えない気持ちになり、小説も読んでみた。結構、映画とは違っていてこれはこれでまた別の作品として楽しめる。個人的に村上春樹さんの本でも読みやすい短編ばかりでした。前半のお話がわかりやすくて好きでした。独立器官はタイトルの意味が恐ろしい。映画が良かったので読んでみたが、まったく合わなかった、、、たぶん好きな人はいるんだろうし、刺さる人はいるんだけど、私は嫌い、、、こんなロマンチックな目で女のことを語られても、、、という感じ。アカデミー賞受賞って話題に乗って読了。映画の原作ドライブマイカーをはじめとして6作の短編からなる短編集。はじめから読み進めて、最後のタイトルにもなっている「女のいない男たち」で完結するような内容。一人の女性を深く愛し、そしてその女性が去ってしまう。そうなると男ってどうなるのか、人によって様々なんだろうけど、依存っていうのかな、ぽっかりと穴が開いたような状態が後に広がって乗り越える事ができないと自分も自分から去るしかないって感じかな。とても村上春樹さんらしい短編でした。ドライブマイカーの映画を観る前に先に原作から読もうと手に取りました。村上さんの作品はあまりたくさん読んでませんが、なんだか青春とか女性像にひっかかりを持った男性が主人公なものが多い印象で、この短編集はまさにでした。映画はこの短編集のいくつかをつなぎ合わせたような感じでしたが、世の男女はこんなにも経験を重ね業を抱えて生きているものなのでしょうか。とりあえずちょいちょいグサッとくる表現や一文を読むだけで満足感はすごいです。何にグサッときたかはもう覚えていないですが。そんなものですよね。文庫の新刊 村上作品は久しぶり アカデミー賞受賞作の原作ということで 映画は見ていないが この短編集の複数の話が取り入れられていると聞く 「ドライブ・マイ・カー」は俳優の家福が飲酒事故を起こし 免停となったので雇ったドライバー・みさき 赤色じゃなく黄色のサーブ・コンバーティブルに乗ってて 家福は助手席に乗りながら 癌で亡くなった妻のことを回想し そして妻と関係を持ったある男のことを思い出す 妻の死後に関係を知ってて 友達付合いを始めるってどうなの 妻がどうして関係を持ったのかを知ってもしょうがないじゃないはじめて村上春樹さんの作品を読みました。とても読みやすかったです。話題だから読みました。短編集だが、映画はどんな感じで描かれているのか気になる。結局、なぜ妻は他の男性とねたのか、、 謎は解決されたのでしょうか。。昔読んだはずだけど、アカデミー騒ぎで騒がれてどんな話だったっけ?と読み返した。この話で一本の映画を撮ったってすごいな。死んだ妻が薄っぺらい男と寝てたのが謎で納得いかないが、よくわからないけど妻にはそれが必要だったんだね…って。それは妻も薄っぺらい人間だったってことではなくて、他に止むに止まれぬ事情があったってこと?薄っぺらい男と寝ることでしか鎮められないものってあるか?サッパリ分からないのは、わたしが幼稚だからなのでしょうか…。村上春樹のセクスが絡んだ話は苦手なのです。映画を観る前に購読。映画は「ドライブ~」「シェエラザード」「木野」を融合したような話でしたな。「女のいない男たち」はひどく抽象度が高く、「木野」は純文学っぽいテイストだった。「ドライブ~」は原作に忠実に、90分くらいの映画にしてもそれはそれでよかった気はする。「イエスタデイ」村上作品にしては珍しく関西弁が出てきた(東京出身者が流暢な関西弁を話す、というキャラだったけど)。「シェエラザード」の男(羽原)はなぜ「ハウス」から出ないのだろうとか、短編とはいえ不明点多し。「女のいない」というか「いなくなった」では『独立器官』が1番好きだった。 女の人(彼女や妻)を失った(別れてしまった?)男の人達の話。 誰かを失うと深く傷つくが、強がって傷ついていないふりをしてしまうこともある。しかし、然るべき時に傷ついておけば免疫がつく。然るべき時に傷ついておかないと、その傷は後になってもっと深い傷になって自分に降り掛かってくる。 大切なパートナーや愛する人を失い、傷つきながらも、人は乗り越えて強く生きていかなければならない。 愛する人を手に入れた時から、既に終わりの方を考えてしまう。 切ない。「音楽で言えば『コンセプトアルバム』に対応する」短篇集。「女のいない男たち」というモチーフで「様々な角度から立体的に眺め、検証し、いろんな人物をいろんな人称をつかって書いた」もので、書下ろしの表題作を含む6篇。どの主人公にも共通するのは、向き合わない、逃げている、つまり『木野』にある「おれは傷つくべきときに、十分に傷つかなかったんだ」かなと思った。6篇ともそれぞれに印象的でどれも面白かった。天国での私のBGMは「エレベーター音楽」ではないなあ、たぶん。観て、原作が読みたくて購入。複数の短編をネタに全く違う話に。この短編集では、現実と齟齬をきたした男が、社会から逃げ出す話。今と相手と自分に向き合うことを求める。1話目の家福、妻の浮気を咎める機会を失い立ち止まる。2話目の木樽、唯一の彼女に浮気を勧め、現実化すると脱走。3話目の渡会、名うての女たらしが、崇徳院の若旦那化。4話目の羽原、世間から身を隠し、ヤツメウナギになる。5話目の木野、離婚から目を背け、何故か逃亡の身。「女のいない男たち」の僕、もとカノの自死の知らせに悶々

スイート・ホーム。どの話もあたたかい。料理教室の未来さんにはぜひ幸せになってほしい。それを踏まえた続編を期待したい!

大好きなシーンは、妹の晴日ちゃんの結婚式です。いっこさんが歩けるようになった姿を見せ、そして晴日ちゃんと一緒にヴァージンロードを歩くシーンは涙しました。マハさんの温かい小説に癒されました!宝塚にある洋菓子店が舞台の物語と言うことと、原田マハさんの作品と言うことで手に取りました。 とても暖かくて、じんわりするオムニバス。集まる人々も優しくて、こちらも優しい気持ちになれました。幸せな人たちしか出てこずなんだかなあと思ってしまいました。 話も上手くいきすぎてます。 人によっては羨ましく思ったり僻んでしまうと思います(私がそうでした) 残念ながら私には合わなかったです…。甘いお話はそれほど好きではないのに、なんでだろう。いちいち涙を浮かべてしまった。洋菓子店「スイート・ホーム」を舞台にその家族や常連客などにまつわる連作集。嫌な人はひとりも出てこない。ひたむきで思いやりにあふれた人たち。思いが叶えば「よかったね」と素直に思うことができた。ただ、娘家族と同居したいと躍起になっている夫婦の物語だけは好きではなかったけれど。日々の暮らしに彩りを添えるスイーツ。何気ない日々に寄り添ってあたたかい気持ちにさせてくれる洋菓子店があるといい。緑豊かな住みよい街にある、素敵な洋菓子店に関わる人たちの家族の幸せを描いたほっこり暖かいお話。この前に読んだ瀧羽麻子さんの『うちのレシピ』もそうだけど、美味しいものと日常の幸せの組み合わせって良い。好き。1日の出来事を詳しく描かれているというよりは、例えば始めに独身だった陽皆が章ごとに結婚し、子供が生まれ、という感じで、幸せな場面を切り取りながら、時がさらっと流れている。私も「スイートホーム」を築きたいな。この雰囲気に憧れ、「いいなぁ」と思いながら読んだ。幸福をまるまる詰め込んだような話。ご都合的で出来すぎなところはありますが、いいじゃんご都合でもハッピーな方が!て感じ。嫌な人も出てこないので安心して幸福のなかに浸れます。初読。マハさん。あまーいあまーい連作短編集。メインの香田一家はケーキ屋さん。文字通り甘い訳だけれど、それは単なるケーキの甘さに止まらず、登場人物それぞれの恋人、家庭へと続く。悪い人は出てこないし、悪いことも殆ど起きない。唯一、おばちゃんが倒れるけれど、それさえもその後の展開のお膳立てのようなもので。何かと世知辛い、生きづらい世の中だけれど、こんな甘さもあっていいじゃない。だってそれは作られた、人工的な甘さではなく、本当に自然で優しい甘さなのだから。そんな夢と希望が詰まっている。幸せそうな家族で羨ましいです。私はあんまり共感できなかったな…。良い話なんだけど、私の人生とか考え方とは違いすぎて、朝ドラみたいだなーと。出てくる人がみんないい人すぎてちょっと…。結婚が全てみたいのもちょっと古い感じがする。タイトル通り胃もたれするような本でした陽だまりのようなポカポカ心が温かくなるお話でした。 海を見下ろす丘の上に佇む、小さなケーキ屋さん、スイート・ホーム。 パティシエの人柄が表れたケーキは、訪れる人を笑顔にするだけでなく、時に優しく見守り、背中を押してくれるよう。 ある意味、街のパワースポットなのかも? 素朴だけど、丁寧に作られたパティシエのケーキ、食べてみたいな〜! 登場人物もみんな素敵な人ばかりです。 素敵な人の周りに素敵な人が集まるってことなのね♡ 幸せのおすそ分けをもらった感じでほっこりしました。全ての登場人物が暖かくていい人。物語も絵に描いたようなハートウォーミングストーリばかりです。この小説には不幸はありません。登場人物が骨折する場面と、受験に失敗する場面がありますが、それすらも美談に置き換えられます。ハッピーエンドてんこ盛り。いやはや満腹だ。色々な性格・年齢・職業の人が関わっていて、どの章も楽しい、暖かい話だった。小説ってだいたいハッピーエンドだろう、と決めつけて読んでいるとそうでもない部分があったり、そんな奇跡みたいなこと自分にも起きたらなあと思ったり。上手くまとめられないが、忙しいときほど読みたい本だなと思った。落ち着く。あ、ただ一つ気になった部分としては、一関西人として、関西弁が京都寄りすぎるのでは、、、と、この言い方は変やなあと、、、いう部分が多々あった。(笑)幸せだった。この物語に触れている間、私は幸福の時間を過ごしていた。 運命の人と出会い、仲が縮まるきっかけは心のこもったお見送りスタイル。初心に戻ることを大事にしてる料理研究家、結婚式の日のサプライズはリハビリを頑張っていた大好きなおばとのバージンロード。他にも街に愛された「スイートホーム」を舞台に紡がれる日々はキラキラしていた。 いいことばかりではないけれど、甘くて美味しい物を食べると自然と笑顔になる。そんな空間である「スイートホーム」に行ってみたいなぁ!お店の話だと、行きたいなと思うのですが、全く思いませんでした。身内すぎて何だか平凡で平坦。主人公の名前を読みやすくしてほしい。洋菓子店「スイート·ホーム」を軸にした短編集。どの話もあたたかい。料理教室の未来さんにはぜひ幸せになってほしい。それを踏まえた続編を期待したい!宝塚という街にある小さなパティスリーを舞台にただひたすらに日常のちいさな出来事の浮き沈みを描き、なにも悪いことは起こらない。まさに小さな砂糖菓子のような短編集。すべてが丸く、幸せにおさまる童話のようなお話。でも当たり前だけど人生にそんな平穏なことなどない。あえてそれを描かないことに、この戦争の時代を考えてしまう。原田マハの深慮かと疑うのは考えすぎか。