おいしいごはんが食べられますように。私も会食は苦手なので、周りと共感しながら楽しく食べなければならない空気感や暗黙のルールに対する二谷の嫌悪感はよく分かる。

表題からも察せられるように「ご飯」を食べるシーンが多く登場してくる。ほんわかご飯ものかなと気をゆるませるが最後でした。 基本的に誰にも完全に共感できなかったし、気分が悪くなったりする描写があったりはするものの 特に職場における暗黙の了解や現…

クジラアタマの王様。伊坂幸太郎だから間違いはないという安心感ももちろんあったが、この本をこのタイミングで読んだことに何やら運命めいたものすら感じてしまう

どうしても愛人を作りそうな人には思えなかったので、どこかで種明かしを期待していたけれど、最後までなかったのはちょっと寂しかった。けれども奥さんがああいう人なら、愛人に走っちゃうのも・・なんて思ったりした。ヒジリは個人的には桜井翔君を思い出…

向日葵の咲かない夏。YouTubeのホンタメによく出てくる本なので読んでみた。妹のミカは人間でないのは最初から何となく気がついた。

途中で「みんなおかしい」と思ったけど、読了したら主人公が1番狂ってた。あらゆる虐待が出てきて、どれにも公式な罰は下らないのですが、現実にも沢山見逃されているしなと虐待サバイバーとして思います(どれも読んでてきつくはあるけど)。一方で、終盤の…

夜空に泳ぐチョコレートグラミー。町田さんのデビュー作。すり鉢みたいな形をした大きな水槽みたいな町に住む人々の連作短編。

とても面白かった。作者のデビュー作なんですね。5編の連作短編は、どれも重く切ないのですが、希望に満ちたエンディングがとても良い読後感を得られます。最後にどんでん返し的なミステリーっぽい展開の話もあったりで楽しめます。解説にもありましたが、…

ジェームズ・ウェッブはどちらの役にも立たない純科学プロジェクト。人類の好奇心とロマンのために打ち上げられており、そこがまた良い。

ハッブル宇宙望遠鏡の後継機として新しく打ち上げられた「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が初期宇宙の鮮やかな輝きを届けてくれた!初撮影されたフルカラーの写真は、数十億年かけて届いた銀河団の光をかつてない深度で捉えた。 左下の画像は約46億光年離…

信長を裏切った荒木村重役の田中哲司さん、土牢の中で朽ち果てていく官兵衛を演じる岡田准一さんは、ここのとこずっと見応えのある心理劇を展開。

揖斐郡。池田恒興は信長と乳兄弟で森長可の義父。小牧・長久手の戦いで討死にした嫡男・元助の墓も。揖斐川町は春日局の誕生地。ネットで生誕碑の存在を知ったが正確な場所は分からず、まずは同町の歴史民俗資料館へ。早朝で閉まってるのは分かってたけど、…

剣持麗子のワンナイト推理。とても読みやすかった。剣持麗子が事件に遭遇し、謎を解いていく短編集。最期に、それまでの事件を仕組んだ黒幕がいて

ドラマを見たあとに読んだからホストの面が目に浮かぶ!結局大したお金にもならない黒丑や信長の殺人事件も厄介なホストの上に大したお金にならないのに寝る間を削って動いたりと、一作目に比べて大分丸くなったのでは・・?(一作目より演じている綾瀬はるかに…

爆弾。スズキタゴサク本名ではないと思うが、霊感と記憶喪失。目的は破壊行為ではなく世間に対する自己主張、能力の証明?他人の犯罪に乗っかっただけ?

貰い物の一冊。直木賞が決まる前には読んでおこうと思い隙間時間にちまちま読んでいた。知ってる地名がポンポン出てきて臨場感があった。これはちょっと期待し過ぎたかな…。真相が気になって、一気読みしたものの、面白いのか面白くないのかよく分からないま…

古本食堂。お鮨、カレー、ロシア料理……。実在のお店ばかりだから、懐かしいなと思ったりいつか行きたいなと思ったり。神保町に限らずだけど

まさか小説の中でまでコロナとかマスクとかいう言葉を見せられるとは思ってなかった。登場人物が皆一様にマスクをしなければならない恐怖のウイルスの蔓延る世の中で食べ物を客に勧めたりシェアしたり飲みに行ったりとかどう考えてもおかしいから、コロナと…

子宝船 きたきた捕物帖(二)すごくすごく面白かったのですがものすごくエグい事件が起きてびっくりしました。犯人の動機も酷いしやりきれない

文庫(文箱)売りの北一と湯屋の釜炊きの喜多次の二人が、事件を謎を解き明かす。「ぼんくら」「日暮らし」に出てきた政五郎が大親分となり、「おでこ」こと三太郎がおじさんになり妻帯していたっていた。旗本・椿山家の「三男」・栄花と千吉親分が生前「自…

岐阜探訪の際、S氏が「このCDを聴いて下さい」とカーステでアイスランドのバンド「シガー・ロス」の透明感あふれるアルバム『Takk... 』

イラク北部で違法な処刑と殺害が横行。過激派武装勢力が、軍兵士、警官、政府と関係がある民間人を捜し回り、“関係者”という理由だけで見せしめの処刑を行っている(国連発表)。イラクの宗教対立を見ていると、本当に憂うつになる。フセイン政権崩壊後、マ…

あの日、君は何をした。大樹が人を殺してみたい欲求に取り憑かれていた事は何となく分かった。 最後に大樹がいづみには知らずにいて欲しいと願っていたのが悲しすぎた

なんとなく、装丁とタイトルに引き込まれて読んだ。序盤、心理描写や会話文から登場人物らにリアリティーが感じられず、自分には合わない作品かな…?と思ったけど、中盤からは飽きることなく一気読み。結末は、いまいち野乃子の旦那と不倫相手を殺害する動機…

どこまで被災者の気持ちを踏みにじるのか。「金なんて要らない。家に帰りたいという人がほとんどだ」と大熊町の避難民。

昨日の朝日新聞でスクープされていた「有事に際し“米艦で邦人救出”を米拒む 過去の交渉」をどうして他のメディアはもっと取り上げないのか。これは安倍氏が国民相手に何度も説明している集団的自衛権の行使が必要な例え「邦人を運んでいる米艦を自衛隊が守れ…

砂の女。学生時代に読んで人生の最高傑作と思っていたこの本を100分で名著を契機に何十年かぶりに再読した。

読むのに時間がかかった。日本の湿気の多い嫌な暑さ、砂のまとわりついてくる感覚が伝わってくる本だった。 安部公房の本は終わり方がすごく好き。一拍開けて衝撃とか感想とかが出てくる感じ。 家畜に、小さい時から柵の外に出れないようにしたまま成長する…

自民の末端組織から集団的自衛権に「待った」の動きが。安倍政権が今国会中に閣議決定を目指す集団的自衛権の行使容認について自民党岐阜県連が「性急すぎる」として

複数の週刊誌が“逮捕された栩内香澄美さんに最近熱を上げていたのは小野寺防衛相”と実名。これは看過できない話。なぜなら、パソナグループのベネフィットワンが、防衛省の福利厚生を一手に引き受けているからだ。隊員を含む約26万人の個人個報をパソナが保…

マスカレード・ゲーム。 いつもの東野圭吾さんの作品に比べるとひねりが少なかったような気がする。 ただラスト付近で

集英社書下ろし。マスカレードシリーズ4弾で総決算?。再び《コルテシア東京》を舞台に、新田浩介警部(捜1係長)とコルテシアロサンゼルス勤務から急遽呼び戻された山岸尚美。強引な捜査で新田と対立する女性警部・梓真尋(捜1係長)①3件連続殺人事件。全て…

リストラ支援金に150倍の予算がついた一方でこれまで従業員を不況で一時休業させる際に経営者が払う休業手当の一部を国が助成する

オリンピックの開催を控える東京都議会でこんな品性の欠片もない野次が飛ぶ情けなさ。“産めないのか”で笑う男性議員たち、彼らは男にとっても男を貶める敵だ。こんな都議の給与に年間2500万も税金を投入しており、僕が都民なら税金を返せと叫びたくなる。 こ…

クジラアタマの王様。解説でも書かれてるけれど現実か夢なのかどっちかわからなくなるのは怖いけどすごい。

普通に生きていたら全く接点のないだろう3人が、ひょんな事から運命共同体(は言い過ぎかもしれませんが…)だったことが判明していく…。 さまざまな"トラブル"に見舞われ、リンクする二つの世界がどうなっていくのか、読んでいてワクワクが止まりませんでし…

他の先進国でこんな野次がありえるのか?“野次は議場の華”という言葉もあるけど人として絶対に言ってはいけない野次もある。

この発想はなかった。集団的自衛権容認に反対する市民有志が新宿区・信濃町の“公明党本部前”で「しっかりしろ」「妥協しないで」と人間の鎖。同党の支持母体、創価学会には集団的自衛権に反対する声が多いと聞く。だが、公明党執行部は早々に連立維持を宣言…

ミュゲ書房。丸山出版の妨害にも負けず作家・装丁家・イラストレーター・編集者が一体となって納得のいく一冊の本を世に送り出し

出版社をやめた青年が祖父が北海道でやっていた書店を引き継ぐ。そこで出会った高校生は彼が出版社を辞めた原因だった。素敵な庭にカフェもある読書好きなら誰でも憧れる書店。そしてそこで編集者としても成功する。紹介されている本も素敵で夢のような一冊…

情報が錯綜していて銃器がソードオフ散弾銃ではないかと流れたときは至近距離であったこともあり絶望していましたた。だただ回復を祈りたい。

総務省消防庁によりますと、安倍元首相は右首に銃で撃たれた傷があって出血しており、左胸には皮下出血があるということです。また、安倍元首相は集中治療室で治療を受けているということです。岸田総理は、安倍元総理が銃撃された件について「民主主義の根…

アメリカが20世紀に築いてきた国際的威信の元手がすべて崩れてしまった。それと同じように日本もこれまで築いてきた信用の原資を実質的に失うことになってしまう。

憲法に9条という形で、安全保障を大きく制約する規定が設けられているのは、世界で一般的なやり方ではない。しかし、それこそが、戦後日本が一貫して追求してきたプロジェクトであり、この意義というものを改めて強調せざるを得ない。戦後日本では、戦前から…

マイクロスパイ・アンサンブル。失恋した社会人の若者、いじめられていたところをスパイに助けられた少年…猪苗代湖を主に舞台に物語は進む

それぞれが少しずつリンクしていて、最後の最後にまとまる感じ。伊坂作品を読んだぞ!という満足感でした。ふわふわとしたファンタジーの世界。門倉課長が素敵な人でした。音楽フェス向けの小冊子をまとめて小説に仕上げたというちょっと変わった感じですが…

「立憲デモクラシーの会」は安全保障についての考え方は違っても憲法についての考え方が同じならば一緒にやっていくという前提で集まっている。

まったく有権者を馬鹿にした話だ。6/20付けの西日本新聞のスクープによると、6/13に自民・高村正彦副総裁が「叩き台を作ってみた」と公明側に提案した自衛権行使の「新3要件案」は、実は公明党の北側一雄副代表が内閣法制局に原案を作らせ、自民・高村氏に…

信仰村田沙耶香。8本の短編集。いい意味でも悪い意味でも1回読んだだけでは消化しきれない話が多かった。本書は比較的読みやすい気がした

評判がいいので期待して読んだ。小説いくつかと、小説と思い読み始めたら本人のことだとわかるエッセイいくつかと。相変わらずの村田世界。しばしば地球から離れる。少し雪舟えまみたいな。SF寄りのような。「信仰」の書き出しがぐっとくる。「書かなかった…

犠牲者が出ればナショナリズムというのが起こってきます。これが目に見えない怪物みたいなものでね。今まで反対だった人がこのままでいいのかという声に変わっていくんですよ。

今夜BSでオンエアされたデジタルリマスター版の初代『ゴジラ』、1954年の作品とは思えない超美麗映像になっていてビックリ!これまで何度も観た映画なのに、まるで新作を見ているようだった。ストーリーが良いのはもちろんのこと、従来の古いフィルムでは分…

推し、燃ゆ。推しがいる人ってすごく増えていると思うし推しのために頑張る人もとても多くて今はそれを生き生きと堂々と語ることのできる世界だと思う

推しの存在や推しごとは、日常に潤いをもたらしたり、何かを頑張れる理由になるものだと思っています。ただ彼女にとっての推しはそれ以上のもので、推しが全てであり、推しが生きがいにもなっているよう。推しのスキャンダルや引退が、彼女のようなオタクに…

アッという間に警察国家の完成だ。既に秘密保護法も用意されている。これが大袈裟でないことはスノーデン氏が実証している。

イスラエル軍によるパレスチナのガザ空爆(780箇所以上)により、3日間で子どもを含む81人が死亡。負傷者は約550人。イスラエル側はハマス幹部を標的にしているが、実際の犠牲者は一般市民が大半。今朝は喫茶店でW杯準決勝アルゼンチンVSオランダを見てい…

AXアックス。殺し屋シリーズ第3弾ヒリヒリする殺しのシーンは少なくどこかホームドラマ的なストーリー。ここまで感情移入させといて兜の死はショックが大きすぎる。

殺し屋と恐妻家という毛色の違い過ぎる要素をあえて合体させることで生まれる奇妙なギャップが楽しい作品だった。 ただこのシリーズの醍醐味であった殺し屋同士の息詰まる駆引きが薄くなってしまったのは残念。業界の事情に精通しているはずの医者が兜のハッ…

明智光秀が謀反に至るまでの心境が描かれているので感情移入しまくり。違和感のあった小朝さんの光秀が今は完全にハマッている

『千と千尋の神隠し』のDVDは、なぜか劇場公開時よりも画面全体が赤みを帯びていて、ファンから大ブーイングを浴びてきた。だがしかし!2日前に発売されたブルーレイ版『千と千尋の神隠し)は“ついに赤みが消えた!”とネットで話題に。オリジナルの色彩が甦…