ただいま神様当番。木曜日のココアがかなりの印象だったため、それと比べてしまうとなぁ1話目の葵ちゃんの考え方良いな〜って思った

今回も面白かった青山さんの連作短編。今回は、神様当番というよく分からないものになってしまう同じバス停を使っている面々。どの話を読んでみても、私もこういう考え方をしたいと思ってしまう。でも忘れちゃうから、再読決定。7時23分のバス停に並ぶ5人それぞれがバス停で落し物をついつい持って帰ると、左腕に神様当番の文字が現れ、ジャージを着たお爺さんの姿をした神様から「わしのこと、楽しませて」と言われ奮闘する5編の連作短編集。 いつもの青山さん同様、物語を通して気付かせてもらえます。 どれも良かったですが、最後の「五番 福永武志」は世代も近いことも有りお気に入りです。 最後のトイレの照明のように、読み終わって私の気持ちも明るくなった気がする。(^^) 「一番 水原咲良」に登場した葵が再登場してやりたい事を見付けるのも嬉しい。青山美智子さん初読み。年代も性別もバラバラな登場人物なのに、どこか自分と似通った悩みを持ってて、そこを神様に指摘されて、私もドギマギしてしまった。全体的温かい雰囲気で、各章に名言もあり、スラスラと入り込む文体で読みやすかった。5人が神様当番をした記憶が消えていないのもなんか良いなと思った。私も弟がいるので、千帆の話は共感の嵐!とても癒されました。2番の「千帆って呼んで」の母娘のシーンでうるっときてしまった。果たして自分は、どちらに感情移入していたのか…。 やったほうがいいことも、やらないといけないこともわかってる。でもかっこ悪いとか、面倒だとか、いろいろなやらない言い訳ばかり考えてしまう。それでツイてないとか思うなんて人って勝手…だけど自分にも思い当たるフシがあるから神様宿ってくれないかななんて思ったりして。自分だとどんなお願いされるだろう。お願いされたとしたらで意識して行動すると毎日が変わるかもしれない。左手からおじいさん出てくるのは嫌だけど。青山美智子さんの本、4冊目。最高に面白いわあ どの登場人物にも感情移入する。今一歩足が前に出ない気持ちや自分を良く見せたい気持ちなど。だからうるうるしてしまう。同じ時間のバスに同じバス停から乗る5人それぞれの元に神様が現れる短編集でしたが、神様が現れたことによって各々が自分の秘めた思いに気づくことができたり、前向きに物事を捉えられたりするようになる変化にとても心が暖かくなりました。毎朝バス停で会う5人が、ある朝目を覚ますと腕に「神様当番」と書かれていて、神様のお願いを聞かないと文字が消えないと言われる。それぞれが忘れていたことや勇気を出せなかったことなどを神様が少し背中を押してくれて、大切なものに気付く。読後心があたたかくなる話ばかりでした。 ちょっとしたセリフも好き。落し物を拾ったことにより出会った「神様」。願い事を叶えてくれる訳でもなく、登場人物達は神様の「お願い」に振り回される。皆、日常に対してネガティブな感情を持つが、神様の振る舞いをきっかけに、自分達の理想に近づいていく。 神様の振る舞いは、心の奥にある理想が表面化されただけである。初めは自分の理想を達成することに対して躊躇するが、そこを神様が少し強引なやり方で背中を押してくれる。 登場人物達の一歩踏み出す為の「きっかけ」は神様であったが、読者にとってはこの本自体が「きっかけ」の役割を果たしてくれると感じた。 例えば「やるじゃないか、アムロ・レイ」とか 「ぶっちゃけマジ無理」とか 図書館本でやっと借りられて図書館で読んで返して、その足で本屋さんで買って帰りました。そんなこと初めて。タイトルの「神様当番」というのが面白そうだったので手に取ってみる。読む前に想像していたのとはちょっと違っていたが、これはこれで充分楽しめた。結局、ここでの神様というのは、登場人物それぞれが心の奥底で本当はこうしたい、ああしたいと思っている願望、本音が具現化したものであった…という事なのだろうか。どの話も良かったが、個人的には三話目の男子高校生のエピソードがキュンとくる話で一番の推し。あと、表紙のミニチュアの写真がとにかく素晴らしい。著者の作品は初読みだが、他作品も読んでみたいと思わせてくれた一冊だった。「木曜日にはココアを」以来、好きな作家さんの1人なので、即購入。坂下バス停を利用する5人の短いけどムフフと笑ってほろりもできる物語達。自分の左腕から神様が出入りしてたら、めちゃくちゃビックリするよなーとか思いながら読んでました。5つの短編集。同じバスに乗る人達の所に神様が楽しませてくれ!とやってくる。今度の悩める人たちは…。幸せの順番待ちに疲れたOL。自由奔放な弟が嫌いな小学生女子。リア充だと思われたい男子高校生。乱れた日本語を使う学生に苦悩する大学の外国人講師。そして零細企業のワンマン社長。そんな彼・彼女たちの悩みを引っ掻き回しにくるあずき色のジャージを着たお爺さん。なんとこのお爺さんが神様なのだが、この神様、取りついた人たちの悩みを聞くのではなく逆に「願いを叶えてほしい」と頼み込んでくるという…。〝鎌倉うずまき案内所〟同様、低予算深夜ドラマのような設定。自分は5人全員の悩みに心当たりがあるなぁ。 青山さんの本は大好きです。今回も面白かった!いろいろ現実社会に疲れてしまい(苦笑)、小説が読むのがしんどくなった。そんな時に手に取った大好きな青山先生の文庫。若干リハビリがわり。神様当番というのが何なのかと思いつつ読み始めて、分かってみたらすごく可愛らしい言葉。こんなことが自分に起きたら動揺し続けそうだけど、文章だから受け入れられる。登場人物のみんなも割りとあっさりと受け入れてる。いや、受け入れざるを得ないだけなのかな。神様が勝手に手を動かしたようでいて、本当は自分がやりたいことだった。あとから思えば勇気がでなくて出来なかった行動を、神様に操られるのは動きだけで、それに沿った発言は自ら発することになるのも趣深い。読みながら何度か泣きそうになってじんわり。もっと読みたかった。 青山先生の作品は読み終わるたびにお守りが増えた!と思い、しんどいときになると青山先生の作品に出てきた言葉を思い出す。そしてついつい再読してしまう。 今回もお守りにしておきたい言葉にたくさん出会いました。 出会ったきっかけは本屋大賞だけど、出会えてよかった作家さんです。 神様のモデルはまさかのシゲじいだったとは!びっくりです。まーそう言われてみれば、雰囲気は分かりますよね。 ひとつひとつのお話が面白かった。特にさいごの社長さんの話が良かったです。見えなくなっていたものが、また見えるようになってよかったね。 シリーズ化してくれないかなーもっと読みたい!坂下バス停を使う5人の短編集。何となくな屈託を抱えている5人がバス停でおとしものを拾う。その後には左腕に神様当番の文字。神様が宿った左腕に振り回されながらも5人それぞれが大切なものを見つけていく。各自気付かされるではなく見出だしているのが、青山さんの作品の素敵なところ。話が進むにつれて各キャラ同士の交流ができていて、バス停での社長のあの言葉は笑ってしまった。特に印象的だった言葉は、この世をおもしろがれる力、エネルギーの循環、拾うだけでは自分のものにならない。私も葵さんのような心持ちをもちたい。好きな作者なので読了。やはり相変わらずの温かい話と綺麗な物語だった。今回は今までの作品と比べて神様の介入が直接的な印象があり、少しファンタジーよりだったかなぁと。登場人物同士の繋がりもうまくここで出てくるのかという楽しみもあった。ただ良くも悪くもあっさりしていて終わり方もそれなりだったかなぁと。 木曜日のココアがかなりの印象だったため、それと比べてしまうとなぁ1話目の葵ちゃんの考え方良いな〜って思った。趣味の教室で上手い下手を競う必要なんかないよね。自分のやりたい!とか、好き!って気持ちが大事。やりたいこと探し中の彼女が最後はやりたいこと見つけてて良かったな。2話目のチィちゃんの気持ちわかるわ〜。お姉ちゃんより自分の名前呼ばれたいし、お姉ちゃんだけど小学生はまだまだ子供だから甘えたいよね。弟に対する気持ちもきっとヤキモチもあって優しくできなかったのかな。どのお当番さんも最後は素敵な気持ちにしてくれてありがとう。神様も素敵なお当番さん見つけてくれてありがとう。