映画でここまで宇宙を表現できるのかと感嘆したし『ゼロ・グラビティ』を越えていく映像体験を味わえるとは思わなかった。

映画『インターステラー』がスゴすぎ! クリストファー・ノーラン監督の新作『インターステラー』、公開初日の第一回上映を観てきた!賛否ありそうな内容だけど、僕個人にとっては2014年唯一の100点満点映画となった! この予告編(2分25秒)にグッと来た人は絶対に劇場の大スクリーンで観た方が良い!テレビ画面じゃあの感動は味わえない。以下、予告編で既に明かされている内容を中心にレビューを書きます。 →人類を救うために帰還できぬ可能性があっても宇宙へ発つべきか、それとも地球に残って愛する子ども達の側にいてやるか。舞台は近未来の地球。急激な環境変化で砂嵐が各地を襲い、農作物は疫病で枯れ果て人々は食糧難に苦しんでいる。「人類を救うのではない、地球から去るのだ」。NASAは死にゆく地球を諦めて、新たに人類が住める惑星の探査を敢行する---。 主人公は宇宙船のパイロット。「行かないで」と泣く子どもを振り切り、「必ず帰ってくる」と約束し宇宙へ。ところが移住候補の惑星に到着すると、重力の影響で時間の流れ方が地球と異なり、その星の1時間は地球時間の「7年間」(7時間ではない)に相当した。もし調査に手間取れば…。 いやはや、考えるだけで頭がクラッとなる。僕が主人公なら、地球時間が早く経つその惑星に降り立てるだろうか?あっという間に27年が無駄に経過とか非情すぎる。ビデオメッセージに映る自分の子どもが年上になるのを泣きながら見るシーンで、こちらも思わず嗚咽。孫の死など、子どもが一番辛いときに側にいてやれない辛さ。たとえ自分が年下になっても、子どもと再会するために命を懸ける父を応援せずにいられない。ワームホールブラックホールに突入する驚異の映像は、瞬きする間も惜しんで見入った。宇宙スケールの物語、未来技術が登場するガチンコのSFでありながら、描き出されるのは遙か古代から紡がれてきた根源的な親子愛。これほど胸を打つストーリーとは思わなかった。天文学の専門用語に説明がなくて分かりにくいとか、科学的な整合性とか、細かい点はどうでもいい。ネットで幾つか批判意見も読んだけど、どれも僕には取るに足らないことだった。マイナスを考慮しても元々120点あったのが20点減点して100点になったようなもの。映画でここまで宇宙を表現できるのかと感嘆したし、『ゼロ・グラビティ』を越えていく映像体験を味わえるとは思わなかった。オルガンを使ったハンス・ジマーの音楽も良く、劇場から帰宅後、速攻で注文した。鬼才ノーラン監督が次回はどんな作品を見せてくれるのか、まっこと楽しみ! ロボットのTARSは非人間的&無機質なフォルムをしているのに、段々愛らしく見えてくるから不思議。ピンチの時に頼もしいこと!YouTubeに秘曲『ミゼレーレ』発見 1770年、14歳のモーツァルトは、ローマ・ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂にて、ローマ教皇が「門外不出」に指定していた二重合唱曲『ミゼレーレ』(作曲グレゴリオ・アレグリ)を聴いた。この曲は、楽譜持ち出し禁止、楽譜を書くことも禁止、システィーナ礼拝堂以外で演奏してもアウト、禁を破れば“破門”となる秘曲中の秘曲といえる作品だ。『ミゼレーレ』は9声部(9つのパート)が10分以上も重なりあい、絡みあう複雑なもの。だが、モーツァルトは一発で記憶し、宿に帰って楽譜に書き起こして人々を驚嘆させた(2日後、校正のため再び聴いて完全版にした)。翌年に『ミゼレーレ』の楽譜が出版されると、少年モーツァルトローマ教皇クレメンス14世に呼び出された。だが、教皇モーツァルトを破門にせず、逆にその驚異的な才能を褒め称えたという。ヴァチカンはモーツァルトの聴力に脱帽し、『ミゼレーレ』の禁令を撤廃した---。このような経緯のある秘曲をいつか聴きたいと思っていたところ、たまたま別の曲を探していて発見し感無量。ジェンダーフリー(性差別の廃止)や男女共同参画の動きを「男らしさや女らしさを否定する」ものと批判、等々。 公式WEBには「行きすぎた権利偏重の教育、わが国の歴史を悪しざまに断罪する自虐的な歴史教育ジェンダーフリー教育の横行は、次代をになう子供達のみずみずしい感性をマヒさせ、国への誇りや責任感を奪っています」と記述。権利偏重の教育?欧州の激しいデモやストに比べれば、日本人はおとなしい羊同然で権利を主張しなさすぎるし、歴史を反省するのは未来に教訓を生かすためだし、先進国では当たり前のジェンダーフリー教育を“横行”と批判しているところに、時代錯誤、前時代の価値観を感じる。日本会議は1997年に「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」という二つの右翼団体が合体して発足した。2013年2月時点で231人の国会議員が加盟しており、自民党議員のほか、民主党前原誠司松原仁長島昭久原口一博、次世代の西村眞悟中山成彬山田宏中野正志、維新の松浪健太、旧みんなの渡辺喜美などが加盟している。「日本会議地方議員連盟」には約1700人が参加し、地方議会で「憲法改正の早期実現を求める意見書」を採択させる先頭に立っている。議会で過激なタカ派発言をしてニュースになる議員は、僕が見る限りだいたい日本会議所属。個人会員は約3万5千人、全国47の都道府県本部のほか、約230支部があるなど、そこいらの右翼団体など比較にならない一大右翼組織だ。 ※残念なのは千利休の子孫、裏千家の前家元15代・千玄室が代表委員になっていること。利休は秀吉の朝鮮出兵に反対して切腹となった気骨のある男。一方、15代は朝鮮を植民地化した大日本帝国を正当化する日本会議に所属…利休が草葉の陰で嘆いている。『カジノ解禁法案』自民が成立見送り これは解散前のニュースだけど、刑法が禁じているカジノ賭博を合法化する「カジノ解禁法案」について、自民が今国会での成立を断念した。理由は閣僚のダブル辞任による国会審議の停滞と、連立を組む公明党の反対姿勢(この件については公明を評価)。 ただし、自民は来年の通常国会に先送りしただけであり、選挙後は「国民の信任を得た」として可決を急ぐ可能性がある。安倍政権は同法案を成長戦略の目玉の一つと位置づけているからだ。超党派の推進派議員224人でつくる「国際観光産業振興議員連盟」の最高顧問は安倍氏だったが、国会で問題視され退会を表明した。 それにしても不可解なのは“生活の党”が積極的に推進していることだ。現在の最高顧問は石原慎太郎小沢一郎。これだけパチンコ等のギャンブル依存症が社会問題になっているのに、なにゆえ生活の党=小沢党が推進派に加わっているのか…。消費増税に反対して民主党を出て行った生活の党の議員を評価していただけに残念だ。テニス錦織圭選手を中国ネットが支持 最近、錦織選手がインタビューで次のように語ったという。「アジアの選手たちはもっと自信を持つべきで、彼らも僕と同じようにできると信じている。李娜(リー・ナ)が引退すると知った時、とても悲しかったが、僕は四大大会を制した彼女のプレーを見て自信を持てた。アジア選手がなぜ、世界の上位100位や50位になかなか入れないのかは分からないが、だんだん良くなってきていると確信している」。 李娜選手は全仏オープン全豪オープンの女子シングルで優勝した中国の選手。このコメントが報じられると、中国版ツイッター・微博では「あなたもたくさんの人を勇気づけているよ」「一人の日本人が誠意ある言葉で、中国のアホな愛国主義的怒れるヤツらにビンタをくらわせた」「有名選手の青少年への影響力はとてつもなく大きい。たくさんの人がそんな力など小さいと誤解しているけれども」などと錦織選手を讃える言葉が書き込まれた。僕が強調したいのは“誠意ある言葉で中国のアホな愛国主義的怒れるヤツらにビンタ”というくだり。ホント、旅先で出会う中国人も韓国人も、自国のネトウヨにうんざりしている。日本の週刊誌やヘイト・ブログは、「中国人は」「韓国人は」とひとくくりにしているけど、実際は国民が多様な価値観を持っており全然違う。ここを抑えておかないと、植え付けられた敵意を権力者に利用される(失政や官僚の天下りから目をそらされる)だけだ。