【レビュー】ゲーミングPC『FRGKA620/WS828』フロンティア大人気おすすめモデル・その性能やスペックを徹底解説

ゲーミングPCを選ぶ際、性能と価格のバランスは重要なポイントです。

今回紹介するフロンティアの「FRGKA620/WS828」は、最新の技術を搭載し、特にハイエンドのゲームやクリエイティブ作業に適したモデルです。

この記事では、このPCのスペックや性能、実際の使用感について詳しくレビューしていきます。

はじめに

「FRGKA620/WS828」は、AMDの最新プロセッサー「Ryzen 7 7800X3D」を搭載し、強力な処理能力を持つゲーミングPCです。また、NVIDIAの「GeForce RTX 4070 SUPER」と組み合わせることで、ゲームや映像編集、3Dレンダリングといった負荷の高い作業も快適にこなせます。フロンティアの製品はコストパフォーマンスに優れていることで知られていますが、このモデルも例外ではありません。

では、まずはそのスペックについて見ていきましょう。

スペック

CPU: AMD Ryzen 7 7800X3D プロセッサー
マザーボード: AMD A620 チップセット（Micro ATX）
メモリ: 32GB (16GB x2) メモリ【DDR5】
SSD: 1TB M.2 NVMe SSD
グラフィック: NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER
電源: 【静音電源】750W ATX電源 80PLUS GOLD

これらのスペックは、ハイエンドゲーミングPCとして十分な構成です。次に、各パーツの詳細とその利点について解説します。

CPU: AMD Ryzen 7 7800X3D プロセッサー

AMDの「Ryzen 7 7800X3D」は、3D V-Cache技術を搭載した最新のプロセッサーです。この技術により、ゲームにおけるキャッシュの効率が大幅に向上し、フレームレートが安定し、スムーズなプレイが可能になります。8コア16スレッドのアーキテクチャを持つこのCPUは、ゲーミングだけでなく、マルチタスクやクリエイティブな作業においても高いパフォーマンスを発揮します。

特に、最新のAAAタイトルや、複雑なグラフィックを要求するゲームでも、Ryzen 7 7800X3Dならストレスなく動作させることが可能です。

マザーボード: AMD A620 チップセット

AMD A620チップセットは、ミドルレンジのチップセットとして十分な機能を備えています。このマザーボードは、Micro ATXフォーマットを採用しているため、省スペースながらも必要な機能をすべて備えており、ゲーミングだけでなく、日常のPC作業やエンターテインメント用途にも対応可能です。

PCIe 4.0対応のため、最新のGPUやSSDをフルに活用できる点も、このモデルの魅力です。アップグレードを見据えた場合にも、十分な拡張性を持っているのは大きなメリットでしょう。

メモリ: 32GB DDR5

32GBのDDR5メモリは、現代のゲームやアプリケーションをスムーズに動作させるのに十分な容量です。特に、複数のアプリケーションを同時に開くことが多いユーザーや、動画編集、3Dモデリングなどの負荷の高い作業を行う場合、このメモリ容量は大きな強みになります。

DDR5の高速なデータ転送速度により、システム全体の応答性が向上し、快適な作業環境が実現されます。これにより、読み込み時間の短縮やゲーム中のラグの軽減が期待できるでしょう。

SSD: 1TB M.2 NVMe SSD

1TBのM.2 NVMe SSDは、ゲームやソフトウェアのインストールに十分な容量を提供します。特に、読み書き速度が高速であるNVMe規格のSSDは、従来のSATA SSDに比べて数倍のスピードを誇ります。これにより、システム起動やアプリケーションの立ち上げ、ゲームのロード時間が大幅に短縮されます。

また、1TBの容量があれば、多くのゲームや高解像度の動画ファイル、その他のデータを十分に保存することができます。ストレージの心配をせずに快適に作業を進められる点は、大きな安心材料です。

グラフィック: NVIDIA GeForce RTX 4070 SUPER

NVIDIAの「GeForce RTX 4070 SUPER」は、最新のゲームやVRコンテンツを最高のクオリティで楽しめるハイエンドGPUです。レイトレーシングやAIによるDLSS技術により、リアルタイムでリアルな映像表現が可能となり、没入感が大幅に向上します。

RTX 4070 SUPERは、4K解像度でのゲーミングや高フレームレートでのプレイに最適な性能を持っており、eスポーツやストリーミングなどの用途にも対応します。さらに、映像編集やレンダリングといったクリエイティブな作業においても、そのパワフルな性能を活かすことができます。

電源: 750W ATX電源 80PLUS GOLD

電源には750WのATX電源が採用されており、80PLUS GOLD認証を受けているため、効率的な電力供給が期待できます。これにより、システム全体の安定性が向上し、パフォーマンスを最大限に引き出すことができます。また、「静音電源」としての性能も兼ね備えており、騒音を抑えた静かな動作が特徴です。

実際の使用感: ゲーミング・クリエイティブ作業でのパフォーマンス

実際に「FRGKA620/WS828」を使用してみたところ、特に最新のAAAゲームやVRゲームでのパフォーマンスは圧倒的です。例えば、『Cyberpunk 2077』や『Red Dead Redemption 2』のようなグラフィック負荷の高いタイトルでも、最高設定で快適にプレイすることができました。4K解像度でのゲーミングも問題なくこなし、フレームレートも非常に安定していました。

また、Adobe PremiereやBlenderといったクリエイティブなソフトウェアでも、レンダリングや動画のエクスポート時間が大幅に短縮されるなど、高性能なPCの恩恵を感じました。複数のタスクを同時にこなしても、32GBのメモリとRyzen 7 7800X3Dのパワフルなパフォーマンスにより、ストレスなく作業を進めることができました。