後宮の烏7。嬢や衛青との別れ亘と慈恵とやり取りはウルっときたな。最後沙那賣家の皆が幸せそうに語らうシーンも良かった。

シリーズ最終巻。烏の半身を求めて海底火山の噴火する島に向かう寿雪たち。鼇の神との対決。迎える大団円。いやあ改めて寿雪は色んな人に愛されているのだなあと思った。周りのみんなの手助けが彼女をついに烏の呪縛から解き放したのだ。もちろんそれは彼女がこれまでやって来たことの御陰でありご褒美とも言えるだろう。彼女のそして高峻の望みは叶ったのだ。それでもこの結末には一抹の寂しさを感じてしまう。それは多分、自分が寿雪側ではなく高俊側で見ていたからだろう。残される者はいつも寂しいものだ。ステキな物語をありがとうございました終わってしまった…皆幸せそうな最後で良かった!!人がそんなに死なないので楽しく読めた!出てくるお菓子がとにかく美味しそうだった!寿雪が海商してる時の外伝出てほしい!シリーズ完結巻。海をバックに舞い上がる烏の羽と共に、凛とした横顔の白銀の髪の寿雪が描かれた表紙にグッとくる。神々の戦い、烏妃の解放、高峻と寿雪の別れ…色々あっさり終わってしまって寂しいけれど。色んな問題も収まるところに収まった。寿雪のこれからの幸せを願う人達は沢山いるし、きっと自由な海商生活を送れる事と思う。自分は自由になれないけれど、約束を違えず寿雪を解放した高峻…2人の友情が晩年まで変わらない結末も良かった。寿雪の海商生活の話とか読んでみたい…寿雪、九九、温螢、淡海のやり取りが好きなので。シリーズ7冊目、完結編。神々の戦いが終わり烏妃が解放されて寿雪も自由の身になった。色々大団円で良かったです。 後年帝位を退いた高峻と寿雪であろう老女がいつも碁を打っていたという一文でファンタジーはこうあってほしいという気持ちが満たされた。寿雪の戦闘シーンがあるのかと思ったが、肩すかし。サナメ一族がメインだったのか??とはいえ、ハッピーエンド。高峻と寿雪が皇帝と妃の関係ではなく、友人としての関係を選んだのにホッとする。寿雪には、皇帝の寵を競う世界にはいてほしくなかったので。脇役たちの活躍をもっと読みたいので、外伝を期待。幽宮と楽宮の神の境界の島、界島へ向かった寿雪。烏漣娘娘の半身をもつ白雷と対面し、鼇の神との最終決着。自由の身となった寿雪、漸く解放されて良かったと思う反面、後宮を去ることになって寂しさも残った。けどその後の寿雪と高俊らが友として交流にていたことに嬉しくなった。別れは切ない……と思ったが、文で碁を打ち、余生には対面で、というのも、二人らしいと言えばらしいのかもしれない。晨兄さんにも、心のよりどころが見つかって、ホッとした。寿雪の海商編、番外編で出してほしい。最終巻なのに沙那賣家の話がメインで驚いた。辰も亘も亮もそれぞれの形で報われる結末を迎えられて安心した。特に亘と羊舌の話がすごくよかった。血のつながりによらない縁を結ぶ亘が血のつながりに捕らわれていた辰との対比になってるのがまた…烏妃の役目から解放されて自由になった寿雪のその後が多く語られなかったのも想像の余地があっていい。烏妃じゃなくなっても九九たちがそばにいてくれてることが嬉しい。あと衛青と手巾の交換をするところが大好き。お互いを身内として受け入れていることがわかるとてもいいシーンだった。神々の戦争からよく分からなくなり、物語の終結に向けて主人公のはずの寿雪は傍観者。なにはともあれ、丸く収まったようで何より。これ、初期の頃の寿雪の心理描写や寿雪を取り巻く頃の話が面白かったな。兄との話は読者サービスかな。むしろ、サナメ親子、兄弟の話がメインとなる。サナメ兄弟、妹、皇太子一族が仲良くて平和なのが何よりです。奥様は妬婦と言われて喜ぶ三男がかわいい。娘ちゃんが買ってきたのを先に読ませてもらいました。 最終巻と知らずに読んでたので、残り数ページになって、あ、もしかして終わるん?ってびっくりしつつ、 しゅっとした終わり方で、よかった。 スピンオフ海商篇あるかなぁ。前巻から離れていて忘れていた名前が、話の進むうちに思い出す。上手く収まった感もなくもないが、これはこれで。神の半身でも、生身の人間が受け止めるにはキツいと思う。寿雪が半身を受け取り、烏妃を解放出来たことは喜ばしいが、主が離れた形で物語るのは寂しく感じた。アニメ化は何処までか。予習してから読むべきだった。なかなか話に入り込めなかった。何百、何千年の烏妃の役目が終わるときにしてはあっさりし過ぎてる。それぞれ前向きな道を進むようだが望んでいたものとは違っていた。冷たいようだが、壮大な物語にするには深い哀しみや絶望がもっと必要かもしれない。それでも二人が向き合って囲碁を打てる未来ならいい結末なのか。これはハッピーエンドということだろうか。寿雪と高峻との関係はこれで良かったのか これが最良なんだろうか。最初にこの結末を予想できなかった。もう一度機会があれば はじめからじっくり読み返せばこの物語が深く味わえることだろう。サナメ一族の話でもあったのか。高峻と銀髪とも白髪ともつかぬ豊かな髪の老女の二人が碁を打つ 穏やかな風景が浮かぶ。驚くほどにきれいに終わった。これ以上ないくらいのハッピーエンド、ちょっと心の動きに追いつけないキャラもいたが。これはサナメの物語だったのかw? 航海の護符のくだりがエモい。終わったいまでは自分がこの物語にどういう結末を望んでいたのかわからなくなっているが、少なくとも作者はしっかりみんなを幸せにしてくれたので高評価としたい。終わってしまった。 烏妃をきちんと終わらせて、次に進めた寿雪たち。 チーム寿雪のその後の海での冒険譚を想像するとワクワクする。是非、番外編を。 温螢と淡海が寿雪の両脇に控えている画が浮かぶ。海賊やら悪徳商人やらを蹴散らしてほしい。 高峻から内密に各地の調査とか頼まれて奔走してほしい。面白かった。みんながいるべきところに落ち着いていい読後感の終わり方だった。サナメ家の兄妹がみんな幸せになったのがよかったわー。特に亘と慈恵の親子。お互いがお互いの救いになった様子がよくわかる。寿雪と高峻はこれしかなかったよね。この2人が結ばれるってことは、寿雪が今度は後宮に縛られるってことになってしまうから。本当は高峻も海を渡って外にに行ってみたかったんだろうね。他の国の様子とかも気になるから、海商になった寿雪の後日談が読みたいな。とうとう終わってしまった。皆がそれぞれ幸せな終わりで良かったなと思う。之季が己の欲望に駆られず、小明を解き放つことができて良かった。寿雪と高峻はこの終わりで良かった気がする。寿雪は烏妃であったが、本当の妃になるのは違うなと思ってたし、海商はとてもしっくりきた。そして温螢、淡海、九九が寿雪と共に居てくれて嬉しかった。花嬢や衛青との別れ、亘と慈恵とやり取りはウルっときたな。最後沙那賣家の皆が幸せそうに語らうシーンも良かった。本編は終わってしまったけど、また番外編があるようなので楽しみに待ちたい。朝陽の最期が意外にあっさりしていたな、晨の出生の禁忌話に比べて。寿雪と衛青、兄上と呼ぼうか、兄さまのほうがよいか、とたんに顔しかめたので笑った。いい下りです。他の呼びかたではしっくりこない、他の呼びかたを使ってから申せ、笑える。祀典使の職に就く者はもうすでに存在している、アユラかな。薄目の本だったが美しい言葉・難しい漢字・意外に多いひらがなと優しい読後感(特に沙那賣兄弟の祝いの酒の場面)で満足だった。白雷の行動にも驚いたけど、最後も意外で静かに終わった。高峻がぜんぜん出てこなくて、ようやく登場したかと思ったら別れ、、。烏妃よりサナメ兄弟がメインだった気がする。救われた亘のように長男もと思っていたら、最後に精神的に救われてよかった。後宮の話なのに全ての人が優しい。造語が馴染めずなかなか理解できなかったり覚えられなかったけど、寿雪には後宮の中で自由に生きてほしかったなぁ。