岐阜探訪の際、S氏が「このCDを聴いて下さい」とカーステでアイスランドのバンド「シガー・ロス」の透明感あふれるアルバム『Takk... 』

イラク北部で違法な処刑と殺害が横行。過激派武装勢力が、軍兵士、警官、政府と関係がある民間人を捜し回り、“関係者”という理由だけで見せしめの処刑を行っている(国連発表)。イラクの宗教対立を見ていると、本当に憂うつになる。フセイン政権崩壊後、マリキ政権はイスラムシーア派をひいきする政策を行い、スンニ派には冷淡だった。これはフセインスンニ派を優遇し、シーア派を抑圧していたことの裏返しだ。結局、マリキ政権に反発したスンニ派が武器を取り、2011年にイラク戦争終結して以来の大規模戦闘が起きている。なぜマリキ政権はこうなることが予測出来なかったのか。シーア派にもスンニ派にも等しく接する政治を行っていれば…。、日本の3大宗派のひとつ「真宗大谷派」(寺院数8600寺、信者数533万人)がホームページに「この度の集団的自衛権の行使容認への動きに対して、深い悲しみと大きな危惧を覚え、強く反対の意思を表明するものであります」と“集団的自衛権の行使容認に反対する決議”を載せた。 近年、真宗大谷派憲法九条擁護、秘密保護法反対などリベラル姿勢を全面に出しており、政府批判に後ろ向きな宗教者が多いなかで、ハッキリとものを言う姿勢に喝采を贈りたい。 真宗大谷派のこうした平和運動は、先の大戦で戦争遂行に協力したことへの反省にたっている。そこで、同宗派の戦時中の反戦僧侶・竹中彰元(しょうげん)について語りたい。先日訪れた関ヶ原にてゲットした資料や、ウィキペディアを参考にしながら以下に生涯を要約。 ウルトラ宗教右翼幸福の科学」の大川氏が、サッカー日本代表・本田選手の守護霊に単独インタビューに成功したと宣伝中。わけがわからん。本田選手の守護霊いわく「いまやってるのはサッカーだけど、宗教の方で使ってくれるって言うなら、おたくさまの伝道局長をやれと言われればいつだってできる」「(ビッグマウスは)周りを洗脳し伝道してるんです。言葉の魔術師として伝道してるんですよ」。本田選手が「幸福の科学」の伝道局長を希望する?こういう著名人の霊(まだ本人が生きている)を呼び出してまで自己宣伝に利用する商法って、道義的に問題はないのか。釈迦の生まれ変わりを自認する大川氏は、幸福実現党の選挙公約で「非核三原則の撤廃と核武装推進」を訴えた。慈悲心の大切さを説き、虫の殺生さえ禁じていた釈迦が、核兵器を持てなんて言うか?離婚した前妻に対して守護霊を呼んで罵詈雑言を浴びせかける大川氏だが、釈迦がそんなことするか?選挙の度にあらゆる選挙区で候補者を立てられる豊かな財力と人材が脅威。修復作業が終わった姫路城の囲いが3年半ぶりとれた。先日の天守最上部公開に続き、第一層からすべて見えるように。瓦まで白い城って他に見たことないからインパクトあるなぁ。“白鷺城”の異名に納得。日本国憲法には「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」(前文)、「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」(第9条)とある。しかし今まさに、政府の行為(集団的自衛権の容認)によって国民(自衛隊員)の生命が危険に晒されようとしている。日々伝えられる報道では、日増しに公明党集団的自衛権容認に傾いており、いつ迎合するかと危惧している。「限定的容認」などあり得ない。そんなもの、拡大解釈で何とでもなり、歯止めになんかならぬことは過去の歴史が証明している。今一度、簡単に問題を整理。仕事で他県を訪れた際に、関西圏であまり見かけないコンビニがあるとちょっと覗きたくなる。北海道ではまだ入った事がないセイコーマートをよく見かけ、気になっていたら最新報道で「顧客満足度4年連続第1位」に輝いたとのこと。4年連続はスゴイ。同店の歴史は古く、セブンイレブンよりも先(国内最古参)。人気の秘密は店員が弁当を店内で作っているホットシェフで、これを北海道在住の読者の方も絶賛されていた(弁当のご飯を店内で炊き、パン生地も店のオーブンで焼いている)。関西にも出て来ないかな。8月冒頭に千歳と旭川で仕事が入っており、そのときは是非セイコーマートにデビューしたい。わずか6年の間に、史跡が寂しい石柱オンリーから、案内板&肖像画&ゆかりの地MAP&献花台&鉄柵と大進化を果たした。こういう変化を見るのも、史跡巡りの醍醐味だったりする。それにしても背後のお店、旅行会社→コンビニ→回転寿司と短期間で目まぐるしく入れ替わりすぎ(汗)。ちなみに、池田屋事件のあった池田屋跡も、この数年でパチンコ屋から居酒屋に変わっている。憲法は重大な危機にある。解釈の変更で、日本が攻撃を受けていないのに、自衛隊が他国軍を攻撃するなど平和憲法が許すはずがない。 僕は昨年末、秘密保護法制定に荷担した公明党に激怒した。この怒りは秘密保護法が廃止になるまで続く。一方、公明党の支持母体である創価学会は5月16日に、「集団的自衛権を限定的にせよ行使するという場合には、憲法改正手続きを経るべきである」という主旨のコメントを発表した。マジで嬉しかった。リベラル野党が壊滅した今、「現憲法集団的自衛権を認めていない」「今の国会で閣議決定するのは困難」と言い続けている今国会の公明党に本気でエールを送っている。実際問題、公明党が折れたら閣議決定されて一巻の終わり。安倍政権の方針に、最も強く抵抗しているという創価学会婦人部がホント頼り。公明党が連立離脱まで視野に入れて、徹底抗戦してくれるとまっこと有難いのだが…。 憲法学者は、保守派、リベラルという立場の違いを超えて、ほぼ全てが自民案に反対している。先月末に結成された「国民安保法制懇」には改憲派憲法学者小林節慶大教授も加わっている。 阪田雅裕・元内閣法制局長官憲法解釈を一政権の手で変えるのは立憲主義法治国家の破壊。集団的自衛権は国のあり方を変える問題で、正面から憲法改正を問うべきだという点でわれわれは一致している」。岐阜探訪の際、S氏が「このCDを聴いて下さい」とカーステでアイスランドのバンド「シガー・ロス」の透明感あふれるアルバム『Takk... 』(65分/全編アイスランド語。Takkは“ありがとう”の意)や『Hvarf/Heim (消えた都)』(72分)を聴かせてくれ、すっかり僕もシガー・ロスのファンになった。S氏いわく「シガー・ロスを空気の澄んだ夜明け直後に聴くのが至福の極み」。関ヶ原で最も感動的な陣跡。黒田官兵衛の 子・長政が子ども時代に信長に殺され かけた時、竹中半兵衛が命がけで助けて くれた。半兵衛は早死にし、関ヶ原では 半兵衛の子・重門と、親友の長政が同じ 陣地で共闘している。2代にわたる友情! 黒田(青旗)と竹中(白旗)の旗が 交互に並ぶ高台。戦場の全景が 見えることから、この場所からあげた 狼煙(のろし)が東軍開戦の合図となった西軍・石田三成本陣。東軍は本隊の秀忠軍 4万が信州で真田勢に足止めされ遅刻。数の 上では西軍有利だった。裏切りがなければ… 関ヶ原古戦場の昨年からの新名所、 細川忠興陣跡。他の武将より石が高級。 忠興はこの出陣で妻ガラシアを失った宿にて早朝4時半に起床。S氏も頑張って起きた。4時50分にチェックアウトして行動開始。車のアクセルを踏むと、ほぼ同時に日の出。以下、昨日に続いて岐阜探訪を時間入りでレポート。 ・5:00 大垣城大垣市関ヶ原合戦で西軍(石田三成)の本拠地となった。朝陽に照らされ金色に輝いてた!造形的に美しい城で、正面から見ると屋根が重なり音楽を奏でている印象。