明智光秀が謀反に至るまでの心境が描かれているので感情移入しまくり。違和感のあった小朝さんの光秀が今は完全にハマッている

千と千尋の神隠し』のDVDは、なぜか劇場公開時よりも画面全体が赤みを帯びていて、ファンから大ブーイングを浴びてきた。だがしかし!2日前に発売されたブルーレイ版『千と千尋の神隠し)は“ついに赤みが消えた!”とネットで話題に。オリジナルの色彩が甦ったとのこと。長かった。アカデミー賞ベルリン国際映画祭金熊賞に輝いた本作が、なんでこれほど長期間酷い仕打ちを受けてきたのか…。公開から13年、やっとこさ、本来の色が味わえる。 アルピニスト野口健氏がツイッターで 『韓国訪問の時にタクシーに乗っていたら運転手に「日本人か?」といわれ、「そうだ」と答えたら「車から下りろ」と。そのクセに「金は払え」と。頭にきて一銭も払いませんでしたが。当たり前でしょ』 『仮に日本で韓国人観光客がタクシーに乗って運ちゃんに「韓国人は下りろ」と言われるだろうか?タクシーだけじゃない。プサンでサウナに入っていたら、同じように「日本人か?」と尋ねられ追放された。あの時の印象が忘れられない。一部の人の対応かもしれないが日本人旅行者が減るのも無理はない』 と発言し、賛同コメントが多数ついてる。『解釈変更 衆参選挙で既に国民の支持得た/総理』。安倍氏は7/14の衆院予算員会で、日本が攻撃されてなくても他国へ武力攻撃を認める集団的自衛権の行使容認について、野党議員から「解釈変更の閣議決定は安全保障の大転換にあたるが、この件について、国民に信を問う考えはないか」と質問され、「私は自民党の総裁選挙に出た時から、解釈変更を訴えてきたし、衆参選挙の自民党のJファイルにも書き込んであり、そのうえで、私たちは衆参選挙で勝利を得て、政権を維持している」と主張。さきの衆参選挙で解釈変更の支持を国民から得て勝利しているとし、集団的自衛権の行使を争点に国民に審判を仰ぐ必要はないという。安倍氏が選挙前に「国民投票憲法改正したい」と言ってたのは知っているけど、「国民投票ナシで解釈改憲やります」という主張は聞いたことない!自民候補者の選挙ポスターに、一人でも公約に解釈改憲のことを書いていたか?滅茶苦茶だ。もはやサイコパスの領域。『先の衆参選挙 集団的自衛権・自民、公約記述わずか』。安倍氏集団的自衛権の行使容認について選挙を通じ国民に約束したと主張しているけど、自民党総裁として臨んだ2012年12月の衆院選や昨年7月の参院選自民党公約で関係する記述はごくわずか。参院選では「集団的自衛権」という単語も出ていない。公明党に至っては、両選挙とも行使反対の立場から一切触れていない。自公支持者にはこんなことを許して欲しくない。本日、九州電力川内原発再稼働がほぼ決定との報道。おいおい、使用済み核燃料の保管問題は何も解決してないだろう。保管する場所も見つかっていないし、10万年安全に保管する技術も開発されていない。リンク先の日経やNHKニュースは川内原発地震津波対策の取り組みを紹介しているけど、肝心の使用済み核燃料問題を完全にスルーしている。猛毒の核のゴミをどうするんだよ。今生きてる自分たちさえよければ、死後の人類の苦労や恐怖など知ったこっちゃないってか。 結局、あれだけの事故を起こしておいて、東電からも官僚・政治家からも逮捕者ゼロだったり、賠償を国民の税金で負担させながら、低い安全意識の経営を認めてきた株主の責任が全く問われていないのが問題。だからこんなに簡単に再稼働しようとする。 燃料コストを引き合いに再稼働を推進する政治家に言いたい。「原発にかかるコストの大半はあんたが死んだ遥か後に発生する。10万年分の膨大な核ゴミ管理維持費。今のあんたはそれを払わなくて済むというだけの話だ」と。安倍氏が“お友だち”を強引にねじ込んだのはNHKだけじゃない。先月の国会で、安倍氏原子力規制委のうち慎重派2人をクビ(再任せず)にして、推進派2人を指名した。クビになった地震学者の島崎邦彦委員は、耐震性について厳しい審査を担ってきたし、僕はそれを頼もしく思っていた。代わりに新メンバーとなる田中知・東京大教授は2010~12年に業界団体「日本原子力産業協会」の理事を務めた“超”原発推進派。しかも原発メーカーや事業者から760万円以上受け取っていたことが発覚している。これでは中立性が保てない。昨年末に秘密保護法が強行可決された際、法律家や学会だけじゃなく、作家、俳優、ミュージシャン、画家、あらゆる方面から抗議の声があがった。スタジオジブリも反対声明を出した。だけど、集団的自衛権については、どうも反応が鈍いように思う。他人事と思ってる訳ではないのだろうけど、作家・芸術家で猛抗議している人が少ない。文芸研究家として、それがすごく残念。仮に集団的自衛権行使に賛成の人でも、改憲国民投票をやらず、解釈だけで改憲するのは間違ってると考えている人はいるはずなのに。ジブリも何で黙ってるんだろ…。それだけに、池上さんのニュース特番で、ゲストの管官房長官集団的自衛権容認の理解を求めて一通り解説した後、ビビる大木さんが「(それでも)日本に恨みがなかった国が日本に恨みを持つ可能性があるのかなと、聞いていて不安になりました」と直言したのはグッと来た。生放送だからカットされなかった。ビビる大木さん、よく言ってくれた。集団的自衛権行使は、日本を攻撃していない相手に武力を使うため、常に、例外なく、100%先制攻撃になる。これで恨まれないはずがない。/ほかに報道されたものでは、6/30の“TVタックル”でビートたけし氏が「貧しくとも憲法を守る平和な日本をみんなで頑張ってやるべきだと思う」と言ったとのこと。最近のたけし氏は体制よりの発言が目に付いたので、今回の発言は嬉しかった。 政府は僕らを「忘れやすい国民」とナメている。“怒りは持続しない”とタカをくくっている節がある。実際、秘密保護法可決後に下がった内閣支持率が、2カ月で元に戻ったのはその証拠ともいえる。だけど、今回はそうはいかない。閣議決定の撤回まで頑張らねば。本日の滋賀知事選、“自公維新”を打ち破るという最高の結果。連敗続きのリベラル・サイドが久々に勝利。反秘密保護法、反集団的自衛権行使、脱原発の想いが結集。滋賀県民に乾杯!これを安倍政権の終わりの始まりに。次は福島県知事選、そして沖縄県知事選。大河ドラマ軍師官兵衛』は“本能寺の変”に突入。時代劇に興味がない人でも、このあたりの人間ドラマは見応えがあると思うので、前回の本放送を未見の方は、明日土曜13時5分からの再放送をチェックされたし!前半は迫力のある水攻めと、敵将・清水宗治の見事な男気に胸熱、後半は本能寺の変前夜「敵は本能寺にあり!」まで。明智光秀が謀反に至るまでの心境が描かれているので、感情移入しまくり。違和感のあった小朝さんの光秀が、今は完全にハマッている。『軍師官兵衛』は有岡城の土牢に官兵衛が1年間幽閉されるあたりから何回も“神回”があり、父役・柴田恭兵さんの演技に幾度も涙がハラリ。信長に処刑された“だし”(荒木村重の妻)を演じた桐谷美玲さんも強烈な印象を残した(驚愕の美しさ)。龍馬伝平清盛、八重の桜は、名セリフや迫真の演技、ドラマチックな音楽で大河ファンであることの喜びを感じさせてくれた。今年の官兵衛も、今のところ見終わって“時間を返してくれ”と思ったことがない。是非、明日昼の再放送と、日曜の本放送(本能寺の変)の視聴をオススメします。大阪は今朝からセミが鳴き始めた。昨年もまったく同じ7/11。毎年“初セミDay”を記録してると、自然界の正確なサイクルが分かって面白い。2年前は遅めで7/16だったけど、3年前と5年前は7/10でほぼ同じ(4年前は米国一周中で未記録)。すごい密度の一日。地上波じゃないのがもったいないのが、午前のBS朝日『激論!クロスファイア』。初対面の池上彰さんと田原総一朗さんが、「安倍晋三論」をテーマに語り合う。先週オンエアされた前編のメディア論では、NHK籾井会長をコテンパンに批判。池上さんは「私は絶対に政治家と食事しない」と断言。「誘われても全部断っている」。安倍氏と会食しまくってる大手メディアのトップに聞かせてやりたい。